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ペネロピアド~女たちのオデュッセイア~(角川文庫 ア20-1)
マーガレット・アトウッド
著
鴻巣 友季子
翻訳
発行年月 |
2025年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
219p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784041162699 |
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商品コード |
1040252667 |
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NDC分類 |
933.7 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/06/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040252667 |
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著者紹介
マーガレット・アトウッド(著者):1939年カナダ・オタワ生。トロント大学、ハーヴァード大学で学んだ後、英文学の教鞭をとる。21歳で処女詩集を出版後、小説・評論など様々な著作物を発表。「侍女の物語」でカナダ総督文学賞、「昏き目の暗殺者」でブッカー賞を受賞。カナダで最も高名な作家の一人。
鴻巣 友季子(翻訳):1963年、東京生まれ。翻訳家、文芸評論家。英語圏の現代文学の紹介と共に古典新訳にも力を注ぐ。『風と共に去りぬ』(全5巻、新潮文庫)の他、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(同)、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(『世界文学全集2-01』河出書房新社)の新訳も手がける。他訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』(ともに早川書房)など多数。『熟成する物語たち』(新潮社)、『全身翻訳家』『翻訳ってなんだろう? あの名作を訳してみる』(ともに筑摩書房)など翻訳に関する著書も多い。
内容
ホメロスによるギリシア英雄譚『オデュッセイア』。男性的な叙事詩の中で、女たちの声は語られてこなかった。
オデュッセウスの帰還を待つ20年、妻ペネロペイアは国を守るため、噂話に耳をふさぎ、無鉄砲な息子を育て、財産狙いの求婚者らを追い払う。
その内心はいかなるものだったのか。12人の女中たちはなぜ殺されたのか――。
『侍女の物語』『誓願』の巨匠アトウッドが想像と語りの才を発揮した、新たなる傑作!
解説・小川公代
★2025年6月 NHK Eテレ『100分de名著』(M・アトウッド『侍女の物語』『誓願』) 指南役:鴻巣友季子