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尼僧少尉カタリーナ・デ・エラウソ~時空を超える冒険者~
坂田 幸子
編
発行年月 |
2025年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
240p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784911029176 |
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商品コード |
1040272020 |
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NDC分類 |
289.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/06/22 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040272020 |
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著者紹介
坂田 幸子(編者):慶応義塾大学名誉教授。専門はスペイン語圏の文学。主な業績として「『27 年世代』の女性作家たち――コンチャ・メンデスとマリア・テレサ・レオン」(八嶋由香利編『スペイン 危機の二〇世紀』慶応義塾大学出版会、2023 年)、『ウルトライスモ――マドリードの前衛文学運動』(国書刊行会、2010 年)など。
内容
時は大航海時代――
スペイン北部の町サン・セバスティアンの良家の娘として生まれ、修道院で幼少期を過ごすものの脱走。男性として新大陸に渡航し、時には商人として、時には無頼漢として、また時には兵士として、広大な南米大陸各地を渡り歩いたひとりの人物が実在した。その名はカタリーナ・デ・エラウソ(1592-1650)。「尼僧少尉」という呼び名でも知られ、その波乱万丈の生涯は人々の興味をかきたて、こんにちに至るまで小説・戯曲・映画・コミックの題材となってきた。
カタリーナ・デ・エラウソをわが国ではじめて本格的に紹介。この人物みずからが語ったとされる自伝『尼僧少尉の生涯と事蹟』の翻訳に加え、歴史研究やジェンダー・スタディーズ、演劇論や比較文学など、さまざまな観点からの論考6編を収録、その数奇な生涯と、後世の物語化に迫る。