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文法のコペルニクス的転回~ローゼンシュトック言語論集~(叢書・ウニベルシタス 1184)

オイゲン・ローゼンシュトック=ヒュシィ  著

村岡 晋一  編
竹中 真也  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,950(税込)         

発行年月 2025年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 323p,8p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/言語哲学
ISBN 9784588011849
商品コード 1040276166
NDC分類 801.01
基本件名 言語哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年07月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040276166

著者紹介

オイゲン・ローゼンシュトック=ヒュシィ(著者):オイゲン・ローゼンシュトック=ヒュシィ(Eugen Rosenstock-Huessy) 1888年、ベルリンの裕福なユダヤ人家庭に生まれる。十代でキリスト教に改宗。ハイデルベルク大学で法学を学び、1912年よりライプツィヒ大学私講師。第一次世界大戦に従軍したのち、ダイムラー・モトローレン社に就職。このころ、フランツ・ローゼンツヴァイクらと親交を結び、1919年には出版社パトモスを設立、雑誌『被造物』を刊行。1921年、フランクフルトで労働アカデミーを設立し成人教育事業に取り組む。1923年よりブレスラウ大学ドイツ法教授。1933年、ヒトラーが政権を掌握するとアメリカに亡命。ハーバード大学を経て1935年よりダートマス・カレッジ社会哲学教授。引退後も同地に留まり、1973年死去。著書に『ヨーロッパの革命』、『社会学』、『人類の言語』などがある。
村岡 晋一(編者):村岡 晋一(ムラオカ シンイチ) 1952年、熊本県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程中退。中央大学理工学部教授を経て、同大学名誉教授。専門はドイツ・ユダヤ思想、ドイツ観念論。著書に『対話の哲学』、『ドイツ観念論』、『名前の哲学』(以上、講談社選書メチエ)、訳書にローゼンツヴァイク『救済の星』(共訳、みすず書房)、同『健康な悟性と病的な悟性』(作品社)、同『ヘーゲルと国家』(共訳、作品社)、同『新しい思考』(共訳、法政大学出版局)、ヘーゲル『ヘーゲル初期論文集成』(共訳、作品社)、ベンヤミン『パサージュ論』(全5巻、共訳、岩波文庫)など多数。
竹中 真也(翻訳):竹中 真也(タケナカ シンヤ) 1978年、石川県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、中央大学理工学部准教授。専門は17、18世紀の西洋哲学、環境哲学。著書に『バークリ 記号と精神の哲学』(知泉書館)、論文に「バークリにおけるキリスト教神学」(『近代英国哲学とキリスト教神学』、晃洋書房)、「ハイパーオブジェクト時代におけるリアリティ」(『リアリティの哲学』、中央大学出版)、訳書にシュレーダー=フレチェット『環境正義──平等とデモクラシーの倫理学』(共訳、勁草書房)がある。

内容

〈語り手=私〉を中心に置く西欧的言語論をくつがえし、〈聞き手=あなた〉の側から言語の本質を追究した哲学者の主著『人類の言語』より主要論文を訳出。キリスト教に改宗したユダヤ人でありながら、盟友ローゼンツヴァイク、ブーバーらとユダヤ思想に基づく対話の哲学を練り上げ、法学者、社会学者、歴史家、教育者としても膨大な著作を残した知られざる奇才の独創性を明らかにする。

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