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コーヒー2050年問題

武田 淳  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2025年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/農学/作物学
ISBN 9784487818594
商品コード 1040282685
NDC分類 617.3
基本件名 コーヒー
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年08月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040282685

著者紹介

武田 淳(著者):著者:武田 淳
(株)JTB関東、コスタリカ共和国環境エネルギー省(青年海外協力隊)を経て横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程修了(学術博士)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、青山学院大学非常勤講師、人間環境大学専任講師などを経て、2019年より静岡文化芸術大学専任講師、2021年より准教授。

内容

「世界の日常からコーヒーが消える?」

(以下、まえがきより抜粋)
本書は、気候変動とコーヒーをテーマにしています。
執筆のきっかけとなったのは、2015年にクリスチャン・バン(以下、Bunn)らが発表したある論文です。
「一杯の苦いコーヒー(A bitter cup:Climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)」
と題されたその論文は、地球温暖化によって、将来、コーヒーの産地でどのような影響が出るのかを予測した論文でした。
ビッグデータの分析によって導き出された結論は、
「2050年までに、現在のコーヒーの産地で適作地域が半減する」
というものでした。
その後、Bunnらの研究を受けて、ほかの研究者も最新データを用いて検証を重ねていますが、
残念ながら結果は変わっていません。
このシミュレーションは、日本のコーヒー業界に大きな衝撃を与え、
「コーヒー2050年問題」と呼ばれるようになりました。
気候変動を前提とする時代に、コーヒーの生産現場では今何が起きているのか、
消費者である私たちに何ができるのか、これらの問題を一緒に考えていきましょう。

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