肺癌診療虎の巻~WJOG肺がんグループのプラクティス~ 改訂版
三浦理, 津谷康大, 坪川典史, 濵田顕, 岡田あすか , 濱井宏介, 國政啓 , 土井啓至 , 高橋重雄 著
著者紹介
内容
目次
第1章 肺癌の画像診断とステージング 1.ステージングと検査方法 第2章 肺癌の病理診断と遺伝子変異検査 1.病理診断 コラム① TTF-1 染色とレジメン別の効果について 2.遺伝子パネル コラム② オンコマイン,Amoy,肺癌,コンパクトパネルの比較 コラム③ 肺癌診療における遺伝子パネル検査の意義 第3章 肺癌の手術と術前,術後療法 1.手術適応 2.標準手術と縮小手術 3.積極的縮小手術 1)JCOG0804/WJOG4507L 2)JCOG0802/WJOG4607L + CALGB140503 3)JCOG1211 コラム④ 区域切除後のoccult リンパ節転移に対する追加治療の考え方 4.消極的縮小手術 5.拡大手術 コラム⑤ サルベージ手術の考え方 6.非小細胞肺癌に対する術前補助療法 1)術前補助化学療法・化学放射線療法 2)免疫チェックポイント阻害剤による術前補助療法 7.非小細胞肺癌に対する術後補助療法 1)化学療法による術後補助療法 2)免疫チェックポイント阻害剤による術後補助療法 3)分子標的薬による術後補助療法 4)PORT コラム⑥ CBDCA ベースの術後補助療法 コラム⑦ オリゴ転移とは 8.小細胞肺癌に対する術後補助化学療法 9.肺癌周術期治療の上乗せ効果早見表 第4章 肺癌の放射線治療 1.胸部放射線療法 2.緩和照射 コラム⑧ ラジオ波焼灼術について 第5章 定期フォローアップ方法 1.肺癌術後のフォローアップについて 2.GGN のフォローアップ方法 3.放射線療法後のフォローアップ 4.全身治療を実施する上での定期フォローアップ方法 第6章 小細胞肺癌の化学療法 1.限局型SCLC の治療の考え方 1)CDDP + ETP + AHF 2)予防的全脳照射(PCI) 3)デュルバルマブによる維持療法 2.進展型SCLC の治療の考え方 1)プラチナ製剤+ ETP 2)プラチナ製剤+ ETP + IO(アテゾリズマブデュルバルマブ) 3 ) CDDP + CPT-11 3.再発SCLC の治療の考え方… 1)AMR 2)Tarlatamab 第7章 局所進行非小細胞肺癌の治療 1.局所進行非小細胞肺癌の治療の考え方 2.導入化学放射線療法 1)CBDCA + PTX + TRT 2)CDDP + S-1 + TRT 3)CDDP + VNR + TRT 4)CBDCA + TRT 3.デュルバルマブによる維持療法 第8 章 進行期非小細胞肺癌の治療 1.+ 56:73 ドライバー変異・転座陽性患者の治療の考え方 2.EGFR 1)オシメルチニブ 2)アファチニブ 3)その他のEGFR-TKI(ゲフィチニブ/ エルロチニブ/ ダコミチニブ) 4)EGFR チロシンキナーゼ阻害剤+抗VEGFR 抗体 5)EGFR チロシンキナーゼ阻害剤+化学療法 6)アミバンタマブ+ラゼルチニブ 7)チロシンキナーゼ阻害剤耐性後の治療 8)EGFR Uncommon 変異 コラム⑨ EGFR Ex.20 ins 変異陽性NSCLCに対する治療 3.ALK 1)アレクチニブ 2)ロルラチニブ 3)ブリグチニブ 4)セリチニブ コラム⑩ ALK 2 次治療の使い分け 4.ROS1 1)クリゾチニブ 2)エヌトレクチニブ 3)レポトレクチニブ 5.BRAF タブラフェニブ+トラメチニブ 6.MET ex.14 skipping テポチニブ,カプマチニブ 7.RET セルペルカチニブ 8.ソトラシブ 9.HER2 トラスツズマブ・デルクステカン 10.ドライバー変異・転座陰性患者の治療の考え方 11.PD-1/PD-L1 阻害剤単剤 12.プラチナ併用療法+抗PD-1/PD-L1 抗体± BEV 13.抗PD-1/PD-L1 抗体+抗CTLA4 抗体±プラチナ併用療法 14.プラチナ併用療法 BEV コラム⑪ オリゴ転移とICI 15.プラチナ併用療法+ネシツムマブ 16.再発非小細胞肺癌に対する治療 1)免疫チェックポイント阻害剤治療 2)細胞障害性抗がん剤単剤療法 ① DTX ± RAM ② PEM ③ S-1 ④ nab-PTX 17.稀な組織型の腫瘍に対する治療 1)神経内分泌大細胞癌(LCNEC)を含む神経内分泌癌の治療 2)胸腺腫・胸腺癌の診断と治療 3)悪性胸膜中皮腫の診断と治療 18.間質性肺炎合併肺癌に対する治療 1)薬物療法 2)術前治療と手術療法 3)放射線療法 19.緩和・支持療法 1)骨髄抑制(好中球減少,発熱性好中球減少の予防と治療) 2)消化器症状 ①がん薬物療法による悪心・嘔吐(予防的制吐剤) コラム⑫ 標準的制吐療法に反応しないCINV はどうするか ②イリノテカンによる下痢 ③ EGFR-TKI による下痢 ④粘膜炎,口内炎 3)肺障害 ①薬剤性肺障害 ②放射線性肺障害 4)皮膚障害 EGFR-TKI による皮膚障害 コラム⑬ 免疫チェックポイント阻害剤によるirAE と治療効果 5)腎障害 ①細胞傷害性抗がん剤による腎障害 ②ベバシズマブまたはラムシルマブによる高血圧・蛋白尿 コラム⑭ 腎障害を有する患者に対する治療方針 6)肝障害(細胞障害性抗癌薬・分子標的薬) コラム⑮ 肝障害を有する患者に対する治療方針 7)免疫関連有害事象 ①大腸炎・下痢 ②肺障害 ③免疫チェックポイント阻害剤による腎障害 ④肝障害 ⑤甲状腺機能障害 ⑥Ⅰ型糖尿病,劇症Ⅰ型糖尿病 ⑦心筋炎 ⑧血球貪食症候群/ 血球貪食リンパ ⑨重症筋無力症 ⑩ CRS コラム⑯ 免疫チェックポイント阻害剤使用時の投与前検査,投与後検査 20.がん性胸水と心嚢水のコントロール 胸水の診断と治療 21.脳転移のコントロール 1)脳転移の診断と治療 2)がん性髄膜症の診断と治療 22.骨転移のコントロール 骨転移の診断と治療 参考資料 1)PS 2)TNM 分類(第9 版) 3)CTCAE v5.0 4)RECIST ver.1.1 索引
カート
カートに商品は入っていません。