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新刊 書評掲載
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だれが戦争の後片付けをするのか~戦争後の法と正義~(ちくま新書 1863)

越智 萌  著

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価格 \1,012(税込)         

発行年月 2025年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 224p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/国際公法
ISBN 9784480076908
商品コード 1040325846
NDC分類 329.6
基本件名 戦争(国際法)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年07月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2025/06/21、日本経済新聞 2025/06/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040325846

著者紹介

越智 萌(著者):越智 萌(おち・めぐみ):立命館大学大学院国際関係研究科准教授。専門は国際刑事司法(国際法、国際機構論、平和紛争論)。「変革的正義」と題する学際的なプロジェクトを運営する。著作に、『国際刑事手続法の体系』『国際刑事手続法の原理』(ともに信山社)、共著に『ウクライナ戦争犯罪裁判』(信山社)などがある。2025年、「国際刑事手続法の研究」の業績で文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。

内容

「その後」の法へ
ICCの働き、捕虜の交換、被害者への賠償――。新進の法学者による「終戦後」論。

「本書では、研究の過程で戦争犯罪の悲しみに浸った私が感じた、一瞬の安らぎと希望を共有するために、「戦争の後片付け」の発展と未来について、できるだけ実際の事例を紹介しながら記述したいと思います。」

戦争にかかわる法は、人類の歴史のなかで着実につくられてきた。21世紀に入り、「戦争後の法(ユス・ポスト・ベルム)」と呼ばれる概念が注目されている。本書では、ロシア・ウクライナ戦争をおもな例にとりながら、 戦争犯罪の捜査・裁判、兵士の帰還、被害者への賠償といった戦後処理の実践を紹介する。類のない、「終戦後」論である。

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