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賑わいを創出する図書館~開館9ケ月半で来館者100万人を達成した「みんなの森ぎふメディアコスモス」の冒険~
吉成 信夫
著
発行年月 |
2025年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
296p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/図書館情報学 |
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ISBN |
9784048115278 |
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商品コード |
1040385033 |
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NDC分類 |
016.2153 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2025年07月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040385033 |
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著者紹介
吉成 信夫(著者):1956年東京都生まれ。成蹊大学卒。CIコンサルティング会社役員等を経て、96年岩手県に移住。「石と賢治のミュージアム」研究専門員を経て2001年に「森と風のがっこう」開校。03年~10年岩手県立児童館「いわて子どもの森」初代館長、15年~20年岐阜市立図書館長、2020年5月「みんなの森 ぎふメディアコスモス」総合プロデューサーに就任。24年岐阜市を退職、現在明石市本のまちづくり推進アドバイザー、中部学院大学兼短期大学部客員教授。著作に『ハコモノは変えられる! 子どものための公共施設改革』(学文社)など。
内容
【大きな環境変化の中にある公共図書館。創造、共創を経てどのような改革がなされ「成功事例」が生み出されたのか、具体的なエピソードと共に明らかにする】
この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて
動き出して行ったのかをできる限り、
そのプロセスとともに書いたつもりである。(略)
公共図書館は大きな環境変化の中にいる。
非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。
中央図書館から始まった改革が
図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、
メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響や
イメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。
中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、
これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、
私たちの取り組みが、何かの励ましや役に
立つことができればということは私の願いでもある。(略)
では、今も年間130万人もの来館者を数える
賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。
ものがたりを語り始めて行こう。
(本書「はじめに」より)