丸善のおすすめ度
<食べ方>の文化史~宮廷の作法が社会のマナーとなるまで~
治部 千波
著
発行年月 |
2025年07月 |
|---|
|
|
言語 |
日本語 |
|---|
媒体 |
冊子 |
|---|
|
|
ページ数/巻数 |
256p |
|---|
大きさ |
19cm |
|---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
|---|
|
|
ISBN |
9784866241203 |
|---|
|
商品コード |
1040517909 |
|---|
NDC分類 |
383.83 |
|---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
|---|
|
新刊案内掲載月 |
2025年08月3週 |
|---|
書評掲載誌 |
産経新聞 2025/09/07 |
|---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040517909 |
|---|
著者紹介
治部 千波(著者):神戸大学大学院人文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。Le Cordon Bleu Paris(フランス・パリ校)料理コース修了。専門はフランス食文化史。2019年、日本家政学会食文化研究部会 石川松太郎食文化研究奨励賞を受賞。主な論文に、「中世ヨーロッパの料理の色 ―「サラセン・コネクション」による食の発展―』(『会誌 食文化研究』第14号、2018年)、「中世ヨーロッパにおける料理の視覚的発展 ― 医学書と料理書にみるブラン・マンジェを中心として―」(『会誌 食文化研究』第17号、2021年)。分担執筆に、西洋中世学会編『西洋中世文化事典』「宴会/料理人と料理書」(丸善出版、2024年)。
内容
人びとは〈食べ方〉をどのように変化させていったのか。
宮廷の饗宴からレストランでの食事、庶民の会食にいたるまでその歩みを追う。
食べるという行為は、単に生命を維持するための栄養摂取にとどまらない。どのように食べるか、ということを我われ人間は考えてきた。テーブルの前に置かれた椅子に座り、ナイフとフォークを使って行儀よく食べるという、現代で当たり前となっている食事の光景は、ヨーロッパで長い年月のあいだに形成されたものである。王を中心とした宮廷という社会で、ほんの一握りの人びとが築き、特権的に受け取ってきた文化は、近代に入り、より身近なものとなった。そして今、現代に生きる我われも、それを享受している。
『〈食べ方〉の文化史』と題する本書では、古代から近代にかけて、時代とともに変わっていく食の環境を追いながら、ヨーロッパの人びとの「食べ方」についてみていく。どのような場所で、なにを、どのようにして食べたのだろうか。また、人びとにとって、食べるとはどういうことであったか ― 本書の旅は、こうした問いから始まる。宮廷の饗宴を中心に、食が文化へと昇華した歩みを、一緒にたどっていただければ幸いである。
(「はじめに」より)