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「ケア」の総合人間学~ヒトはなぜ「ケア」をするのか/されるのか~(総合人間学 19)
総合人間学会
編
発行年月 |
2025年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
157p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784780722116 |
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商品コード |
1040520333 |
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NDC分類 |
114.04 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年07月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040520333 |
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著者紹介
総合人間学会(編者):著者一覧
大橋恵美子 (おおはし えみこ/国際医療専門学校/精神看護学・母性看護学)
蔭木達也 (かげき たつや/明星大学/近代日本史)
片山善博 (かたやま よしひろ/日本福祉大学/哲学・倫理学・思想史)
桜井智恵子 (さくらい ちえこ/関西学院大学/教育社会学・思想史)
高橋在也 (たかはし ざいや/千葉大学/死生学・地域医療教育学)
古沢広祐 (ふるさわ こうゆう/國學院大學/持続可能社会論・環境社会経済学)
本多俊貴 (ほんだ としき/拓殖大学/農村社会学)
山極壽一 (やまぎわ じゅいち/総合地球環境学研究所所長・京都大学名誉教授/人
類学・霊長類学)
内容
ヒトは悠久の歩みの中で、その在り方を少しずつ変化させて、多様な姿として社会関係を築いてきました。とくに私たち人間は、「ケアし・ケアされる、育み・育まれる」存在として、その営みは霊長類の中でも特質すべき複雑かつ多様な姿として、試行錯誤を重ねながら文化や制度を形成してきました。
ヒトは、一人では生きることができない存在です。いま私たちは強さを誇る近代的な「自立する」人間像から、弱さを含みこむ「ケアする/される」人間像へと、そのイメージを大きく変貌させ始めています。しかし、そこには人間特有の複雑で微妙な関係性が織り込まれ、とくに社会的にはケアの相互関係性の難しさや奥深さが横たわっています。本書では、その深遠さの一端にまで届くように、学際的な探求を試みています。(「はじめに」より)