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ここからはじめる陸上養殖~省エネシステム・データ活用・市場戦略による効率化を実現~(エンジニア入門シリーズ)
竹村 明洋
監修
発行年月 |
2025年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,324p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/水産業 |
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ISBN |
9784910558462 |
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商品コード |
1040529332 |
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NDC分類 |
666.18 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2025年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040529332 |
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著者紹介
竹村 明洋(監修):琉球大学理学部・教授
1990 年4 月より琉球大学熱帯海洋科学センター助手( 1994 年 11 月まで)、1994 年 12 月より同大学熱帯生物圏研究センター助教授 / 准教授( 2009 年 11 月まで)、2009 年 12 月より大学理学部教授。2011 年 4 月より亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構長と( 至現在) 学長補佐(研究)( 2015 年 3 月まで)、2015 年 4 月より理学部海洋自然科学科長( 2016 年 3 月まで)、2019 年 4 月より副理事副学長( 研究)( 2022 年 3 月まで)、2022 年 4 月より研究推進機構共創拠点運営部門長( 至現在)。共創の場形成支援プログラム( 共創分野本格型)「 資源循環型共生社会実現に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖のグローバル拠点」のプロジェクトリーダー。国際誌Aquaculture のExecutive Editor、Comparative Biochemistry and Physiology series のInternational Editorial Board。
内容
世界全体の総漁業・養殖生産量のうちで養殖生産量が占める割合が海面・内水面漁業のそれを上回るようになってきており、このトレンドは今後も続くことが予想されます。日本でも水産養殖の重要性は声高に叫ばれてはいますが、世界に後れをとっているのが現状となっているようです。
本書は、「専門書の入門」 という位置づけであり、陸上養殖への参入を考えて情報収集・研究を始めている方、既に陸上養殖に参入しているが改善をはかりたい方を想定読者とした書籍です。
従って、従来の陸上養殖を扱った書籍と同様に、陸上養殖を理解するための基盤となる基本情報(第1章) に加え、効率的な陸上養殖を行うためのシステムの課題(第2章) や生物学的視点(第5章)を取り扱っています。また、陸上養殖への省エネルギー技術(第3章) や ICT の導入(第4章) に関しても詳細に記載し、陸上養殖の課題解決に資する情報を盛り込むようにしました。更に、陸上養殖を事業性( 知財戦略、流通・販売など) や環境配慮( LCA:Life Cycle Assessment) の観点(第6章) や、水産業を農業と融合しようとする試み( アクアポニックスなど、第7章) を取り上げた点は、これまでの書籍には見られなかった本書の大きな特徴となります。