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子どもがほしい!(白水Uブックス 海外小説永遠の本棚 263)

セルゲイ・トレチヤコフ  著

伊藤 愉  翻訳
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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2025年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 291p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/その他の文学
ISBN 9784560072639
商品コード 1040557426
NDC分類 982
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年09月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2025/09/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040557426

著者紹介

セルゲイ・トレチヤコフ(著者):現在のラトヴィア出身の詩人、ルポルタージュ作家、劇作家、映画脚本家、写真家、文芸理論家。モスクワ大学在学中の1913年に、未来派グループ〈詩の中二階〉に参加、詩の発表を始める。内戦期には極東やシベリアで詩人として活動する傍ら、筆名で政治コラムを新聞に寄稿。22年秋にモスクワに戻り、中心メンバーとして雑誌『レフ』の発行に携わりながら、メイエルホリドやエイゼンシテインらの演出作品に戯曲を提供。24年から25年にかけて中国に滞在、戯曲『吼えろ、中国!』など中国を題材にした作品を多数著す。映画産業との関係も深く、『戦艦ポチョムキン』の字幕を担当したことでも知られる。27年創刊の『新レフ』でも中心的な役割を担い、広くルポルタージュへと活動の軸足を移す。30年から31年にかけてドイツ、デンマーク、オーストリアに滞在、ブレヒトやピスカートアらと友誼を結んだ。37年に逮捕・銃殺される。
伊藤 愉(翻訳):明治大学文学部専任准教授。専門はロシア演劇。訳書にイートン『メイエルホリドとブレヒトの演劇』(共編訳)、ガウズネル『見知らぬ日本』など。

内容

「子どもがほしいけど、夫はほしくない」

十月革命と内戦を経た一九二〇年代半ばのモスクワ。ネップ期で活況を呈す都市には⼈びとが⼤量に流⼊しており、主⼈公のミルダらはソ連式の共同住宅で暮らしている。女性共産党員であるミルダは、女性の社会進出を阻害する「子どもの問題」を解消すべく、住宅に付属する新しいタイプの託児所の創設に奮闘する。そうしたさなか、風貌はときに男性に間違えられ、色恋にはまったく関心がないミルダも、あることをきっかけに「子どもがほしい」という欲望をもっている自分に気づく。ミルダは優⽣学的思想に基づき、良質な精⼦を提供できるだろうとの見立てのもと、優秀なプロレタリアートのヤコフを自らの計画に誘うのだが……。メイエルホリドがリシツキーの舞台装置で演出を企て、盟友ブレヒトもまたドイツで上演を望んだ、共産主義社会にあるべき「家族」像を議論する演劇史上の問題作! 投げ込み附録エッセイ=桑野隆

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