内容
NICU の座右の書が11 年振りの改訂。1989 年初版発行以来、世界最高水準と名高い日本の新生児医療の発展とともに、その歴史を刻んできた。
緊急時にすばやく参照でき、実践的かつ具体的な対処法が簡潔にわかる。
これまで通り実臨床における経験知に重きを置ながら、現在確立しているエビデンスを融合させ、より一層臨床に役に立つマニュアルとしてアップデートされた。
122 名の執筆陣による新生児医療の最前線がここにある。
【目次】
Ⅰ章 総 論
A 新生児医療総論
B リスク評価
Ⅱ章 正期産新生児
A 分娩室でのケアと新生児蘇生
B ルチン診察
C 標準的ケア
Ⅲ章 ハイリスク児
NICU概要
A NICU 入院児のルチン
B 主要症候に対する診断学的アプローチ
C リスクの予測される児への対応
D ハイリスク児の基本的管理
E ハイリスク児の病態・疾患別管理
Ⅳ章 ベッドサイド検査
A ベッドサイドの検査
B モニター用機器の使用法
Ⅴ章 手 技
A 検査
B 処置・治療
Ⅵ章 新生児医療をめぐる諸問題
A 倫理的問題
B 診療ガイドライン
C 新生児医療に関する行政通知
D 医療的ケア児への支援制度と課題
Ⅶ章 新生児医療に必要なデータ
A 正常値
B 薬 剤
C 胎児・新生児への母体・母乳の影響
D 新生児関連医療統計データ
E 換算表
F 予 後