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平和の再建~安達峰一郎と戦間期日本外交~

牧野 雅彦  著

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価格 \5,390(税込)         

発行年月 2025年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,421p,11p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784130301961
商品コード 1040567498
NDC分類 319.1
基本件名 日本-対外関係-歴史
個人件名 安達/峰一郎
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2025年10月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040567498

著者紹介

牧野 雅彦(著者):広島大学名誉教授
1955年生まれ。1979年京都大学法学部卒、1984年名古屋大学大学院法学研究科博士課程満期退学。博士(法学)。著書は『権力について――ハンナ・アレントと「政治の文法」』(中公選書、2023年)、『ハンナ・アーレント――全体主義という悪夢』(講談社現代新書、2022年)、『不戦条約――戦後日本の原点』(東京大学出版会、2020年)、『アレント「革命について」を読む』(法政大学出版局、2018年)、『安達峰一郎――日本の外交官から世界の裁判官へ』(共著、東京大学出版会、2017年)、ほか多数

内容

サラエボで放たれた一発の銃弾によって引き起こされた第一次世界大戦は、戦闘方式を一変させると同時に、それを担う国家と社会の在り方を大きく変え、さらにはヨーロッパ中心の世界そのものを変容させることになった。その結果、戦後処理と秩序構築を図るパリ講和会議において、平和の再建に向けた国際組織=国際連盟が創設されることになる。

本書は、国際政治の表舞台となった国際連盟における日本外交の姿を、その中心を担った安達峰一郎を軸にさまざまな視角から立体的に描くものである。公正な仲介者としての役割が国際社会からの信頼を獲得するものの、満洲事変を機に暗転する日本外交の光と影を、ヨーロッパ協調の崩壊過程とあわせて浮き彫りにする作品として、昭和100年/戦後80年を迎えた今こそ紐解かれるべきであろう。

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