内容
研究者のキャリアパスに、起業という選択肢を。
大阪大学から東京大学のドクターコースへ進学。
その後大手製薬会社で働くも、1,000人規模のリストラを経験し、
わずか6人の新薬開発ベンチャーを起業した、元研究者・谷垣吉彦。
大手製薬会社の研究者がなぜ「経営者」の道を歩みはじめたのか?
本書は、日本の創薬ベンチャー界に新風を吹き込んだ一人の研究者の軌跡を綴ったビジネスドキュメントです。
国内大手製薬企業でのキャリアから一転、組織再編を機に自らの創薬ベンチャーを立ち上げるまでの決断と、その後の挑戦の日々を描いています。
・研究者から経営者への転身
・理想と現実の狭間での葛藤
・資金調達から人材確保
・上場への挑戦とその挫折
・そして、再起から現在まで
それらをリアルに伝えると同時に、
日本におけるバイオベンチャーの将来性や可能性についても伝えています。
製薬業界に身を置く人にとって、
現在業界内で起こっている世界的な構造的変化は
自身のキャリアを考えるターニングポイントになっています。
その選択肢のひとつとして、
ぜひ起業を考えてみてほしいという願いがこもった1冊です。