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ヤマ師~裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業を作った破格の傑物「山下太郎」のすべて~
深澤献
著
発行年月 |
2025年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
355p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784478123034 |
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商品コード |
1040718744 |
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NDC分類 |
913.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040718744 |
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著者紹介
深澤献(著者):1966年広島県生まれ。1989年ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」でソフトウェア、流通・小売り、通信・IT業界などの担当記者を経て、2002年10月より副編集長。16年4月よりダイヤモンド・オンライン(DOL)編集長。17年4月よりDOL編集長との兼任で週刊ダイヤモンド編集長。2022年2月~24年2月まで環境系スタートアップのTBMに転じた後、24年4月よりダイヤモンド社に復帰、論説委員等を務める。
記者・編集者として30年以上、企業取材や数千人に及ぶ経営者や職業人へのインタビューを行ってきた。その経験で得た経済・経営に関する知識と共に、編集長を経た後も、創刊111年を経た同誌のバックナンバーを読み漁り、各時代のリーダーたちの言葉を発掘する経営者マニアでもある。
共著書に『そごう壊れた百貨店』『沸騰する中国』など。本書が初の単著となる。
内容
「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。
億万長者と無一文を何度も繰り返し、油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。
日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!!
【山下太郎の主な実績】
・オブラートの特許取得・売却で3億円
・外務省を巻き込んだ鮭缶輸入で400億円
・大正の米騒動で政府黙認の米密輸を画策
・満州の住宅事業で6兆3000億円
・日本初の「油田採掘利権」を獲得し法人所得日本一に
戦後日本にとって、資源確保は国家の命運を握る最重要課題だった。その中で、誰もが不可能と考えた中東の石油利権を手にし、“日の丸油田”を実現させた怪物が山下太郎である。山下は、時代の荒波に翻弄されながらも常に果敢な挑戦を続けた“ヤマ師(投機家)”だった。常に「無謀」と言われ、周囲から胡散臭い怪商と揶揄されながら、己の信念と「人間植林」という独自の人脈構築術、交渉術を武器に運命を切り拓いてきた。
日本の経営者やリーダーはフロンティアスピリットを失いつつあると言われる。若い頃に「誰もやったことのないことを成し遂げる人生」を誓い、生涯を賭してそれを実現した山下の生き様は、令和を生きる次世代のリーダーたちを確実に刺激する。
「無茶でもやるしかねぇんだよ。」