Excelではじめる社会調査データ分析 改訂版
松原 望, 松本 渉 著
内容
目次
第1章 調査データの記述 1.1 調査データとは 1.1.1 調査データの特徴 1.1.2 横断データと縦断データ 1.1.3 調査データの仮想例 1.1.4 個票データと集計データ 1.2 記述統計学と統計的推測 1.2.1 記述統計学 1.2.2 母集団と標本 1.2.3 統計的推測と調査誤差 1.2.4 標本誤差と標本抽出法 1.3 なにをどのように測るか―データの種類と尺度 1.3.1 測定の尺度 1.3.2 質的データと量的データ 1.3.3 尺度の構成 1.3.4 連続データと離散データ 1.4 ソフトウェアの利用 1.4.1 MS-Excel 1.4.2 アドインソフト 1.4.3 SAS,SPSS,R 1.4.4 データの入力とファイル形式 <演習課題1 > 第2 章 データを読む―単純集計 2.1 データの構造とデータ分析の流れ 2.1.1 ケースと変数 2.1.2 データ分析の流れ 2.2 数字の読み取り方の工夫 2.2.1 ならびかえ 2.2.2 パーセント,比,比率の表示と利用-既存統計資料の活用 2.2.3 数値の変換 2.2.4 幹葉図 2.3 Excel を用いた単純集計―度数分布 2.3.1 質的データの度数分布 2.3.2 量的データの度数分布 2.3.3 複数回答(MA)の度数分布 2.4 単純集計に関する作図とローレンツ曲線 2.4.1 質的データの場合の図の作成 2.4.2 量的データの場合の図の作成 2.4.3 色々なグラフ 2.4.4 ローレンツ曲線とジニ係数 <演習課題2 > 第3 章 データの要約 3.1 分布の中心と代表値 3.1.1 平均値の性質 3.1.2 色々な平均値―加重平均・幾何平均・調和平均 3.1.3 中央値と頑強性,最頻値 3.1.4 代表値のまとめ 3.2 五数要約と箱ひげ図 3.2.1 中央値の考え方の拡張 3.2.2 四分位点 3.2.3 箱ひげ図の基本 3.2.4 Excel による箱ひげ図の作成 3.3 散布度と集中度 3.3.1 分散と標準偏差 3.3.2 変動係数 3.3.3 標準化と偏差値 3.3.4 平均差とジニ係数 3.4 質的データの散布度 3.4.1 多様性指数 3.4.2 質的変動係数 第4 章 調査データのクロス集計 4.1 クロス表の作成 4.1.1 クロス表の基本 4.1.2 クロス表の書き方 4.1.3 Excel におけるクロス表の作成―ピボットテーブルの利用 4.2 クロス表の読み方 4.2.1 相対度数と百分率の表示 4.2.2 縦に読むか横に読むか 4.2.3 再コード化とクロス表における表示 4.2.4 実践的なクロス集計の手順 4.3 クロス集計の視覚化 4.3.1 同時度数分布と立体的な表示 4.3.2 棒グラフの工夫 4.3.3 モザイク図 4.4 欠損値の処理 4.4.1 欠損値の削除 4.4.2 欠損値の補完 4.4.3 再コード化による処理 4.3.4 欠損値の分析と推定 <演習課題4 > 第5 章 二変数データの分析法―相関と回帰 5.1 二変数データの図表 5.1.1 散布図の作成 5.1.2 ラベルつき散布図 5.1.3 相関関係と因果関係 5.1.4 散布図か相関表かの選択 5.2 相関係数 5.2.1 ピアソンの積率相関係数 5.2.2 共変動の性質 5.2.3 共分散 5.2.4 相関係数の性質と計算 <演習課題5‒1 > <演習課題5‒2 > 5.3 回帰分析の基礎 5.3.1 回帰分析とは 5.3.2 最小二乗法 5.3.3 回帰係数と切片 5.3.4 Excel における回帰分析の方法と回帰直線の描画 5.4 回帰直線の性質 5.4.1 逆回帰 5.4.2 平均への回帰 5.4.3 残差の性質 5.4.4 回帰分析の説明力―決定係数と重相関係数 (補論)Z得点の相関と回帰 <演習課題5‒3 > 第6 章 質的データについての二変数の分析 6.1 二変数データの関係 6.2 順序データの相関関係 6.2.1 順序データ 6.2.2 スピアマンの順位相関係数 6.2.3 ケンドールの順位相関係数 6.3 名義データの取り扱い 6.3.1 名義データを含むクロス表 6.3.2 期待度数と観測度数 6.3.3 χ2統計量 6.3.4 Φ係数とクラメールのV係数 6.4 2 × 2クロス表の関連性指標 6.4.1 χ2統計量,Φ係数,V係数 6.4.2 オッズ比(odds ratio) 6.4.3 ユールのQ(Yule’s Q) 6.4.4 関連性指標のまとめ <演習課題6 > 第7 章 第三の変数の導入 7.1 第三の変数と層別解析 7.1.1 第三の変数の影響 7.1.2 偏相関係数と部分相関係数 7.1.3 層別解析 7.1.4 重回帰分析 7.2 重回帰分析とダミー変数 7.2.1 自由度修正済み決定係数 7.2.2 ダミー変数 7.2.3 単位が異なる複数の説明変数を用いた重回帰分析 ―標準化解の計算 7.2.4 多重共線性と分散増幅因子 7.3 クロス表とエラボレーション 7.3.1 擬似相関と多重クロス表 7.3.2 エラボレーション 第8 章 さらに発展した学習にむけて 8.1 統計的推測 8.2 検定と推定 8.2.1 回帰分析における検定 8.2.2 独立性のχ2検定 8.3 データ分析の拡張と応用 詳細データ:カソウ村の調査データ 主な参考文献 索引(事項/人名/エクセル) 【コラム】 ・Excel に入力したデータがおかしい場合の対処法 ・相対参照と絶対参照 ・探し出す関数(LOOKUP関数,VLOOKUP関数) ・x とy を二つとも変換した場合 ・スタージェス(Sturges, H. A.)の公式 ・APA 論文作成マニュアル(Publication Manual of the American Psychological Association) ・相関行列と分散共分散行列 ・重相関係数の2乗は決定係数に一致すること
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