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グローバル化と日本企業~国際収支構造変化とパフォーマンスの実証分析~
伊藤恵子
著
発行年月 |
2025年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,274p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/金融 |
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ISBN |
9784766430479 |
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商品コード |
1040919533 |
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NDC分類 |
338.92 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040919533 |
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著者紹介
伊藤恵子(著者):千葉大学大学院社会科学研究院教授、財務省財務総合政策研究所客員研究員
1994年、早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。2002年、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士(一橋大学)。財団法人国際東アジア研究センター(現・公益財団法人アジア成長研究所)上級研究員、専修大学教授、中央大学教授などを経て2022年より現職。この間、2007~08年、コロンビア大学日本経済経営研究所客員研究員、2016~17年、OECD(経済協力開発機構)出向。2022年日本国際経済学会小島清賞研究奨励賞受賞。
内閣府統計委員会、総合科学技術会議専門委員、財務省関税・外国為替等審議会分科会委員などを歴任。専門は国際経済学、産業組織論、多国籍企業の活動と生産性、貿易と直接投資が産業構造に与える影響など。
内容
世界経済における日本の存在感(プレゼンス)はなぜ弱まったのか
グローバル化の進展は、日本企業のパフォーマンスや事業構造、日本の産業構造や労働市場をどう変えたのか。
そしてこの間、世界各国・地域で事業を展開し、グローバル経済の一翼を担ってきたにもかかわらず、なぜ日本はその成果を国内経済の成長へとつなげられなかったのか。詳細なミクロデータに基づいた丁寧な実証分析の結果から、海外市場や海外の取引相手の技術知識を学び活用することの重要性を主張する。
・世界経済の大きな変貌に伴い、日本企業の国際化も進んだが、世界の中での日本の相対的地位は大きく低下している。
日本および日本企業は、グローバル化の中で何を得て、何を失ったのか。日本がグローバル経済の活力を国内経済の成長につなげられなかった要因はどこにあるのか。
・このような日本経済にとって喫緊の課題を、詳細なミクロデータを駆使し、国際化の実態と日本経済停滞の構造的要因、再浮上に必要な視点を多角的に描き出す。
・現状をどう評価し、再び世界経済の主流へと復帰するためには何が必要かを検討した意欲作。