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帝国の書店~書物が編んだ近代日本の知のネットワーク~
日比 嘉高
著
発行年月 |
2025年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,401p,3p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784000240710 |
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商品コード |
1040927481 |
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NDC分類 |
024.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040927481 |
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著者紹介
日比 嘉高(著者):日比嘉高(ひび・よしたか)
名古屋市出身.金沢大学文学部卒,筑波大学大学院文芸・言語研究科修了.博士(文学).京都教育大学教育学部准教授を経て,名古屋大学大学院人文学研究科教授.カリフォルニア大学ロサンゼルス校およびワシントン大学客員研究員.専門は,近現代日本文学・文化,移民文学,出版文化,デジタル・ヒューマニティーズ.
主な著書に,『〈自己表象〉の文学史──自分を書く小説の登場』(翰林書房),『ジャパニーズ・アメリカ──移民文学・出版文化・収容所』(新曜社),『いま,大学で何が起こっているのか』(ひつじ書房),『文学の歴史をどう書き直すのか──二〇世紀日本の小説・空間・メディア』(笠間書院),『プライヴァシーの誕生──モデル小説のトラブル史』(新曜社)など.
内容
かつて日本の勢力圏には、多くの書店が存在した。そうした「外地」書店と、そこへ書物を運んだ取次業者は、出版の中心たる内地と、他民族を含む外地の読者を結びつけ、流通網を形成した――。書店人の個人史を織り交ぜながら、帝国日本全域の取次・書店史を編み、人と知の移動を支えた文化的基盤の全貌を浮かび上がらせる。