格子ボルツマン法入門 第2版~複雑境界および移動境界流れの数値計算法~
稲室 隆二,
吉野 正人,
鈴木 康祐
著
発行年月 |
2025年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
192p |
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大きさ |
210×148mm |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784621311738 |
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商品コード |
1041064086 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1041064086 |
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内容
格子ボルツマン法の専門書として好評を得てきた書籍の改訂版.格子ボルツマン法(LBM: lattice Boltzmann method)とは,気体分子運動論(ボルツマン方程式)をアナロジーとする非圧縮性粘性流体の数値計算法の一つである.
本書は,このような計算法にあまり馴染みのない読者でも,しっかり理解できるよう基礎理論からその応用例まで紹介する.本書の前半では,格子ボルツマン法の基礎理論とともに,それを発展させたlattice kineticスキーム(LKS)も紹介し,後半では,移動境界流れに適用できるIB-LBM気液および液液二相流体に適用可能な二相系LBMについて解説する.なお,一部の数値計算例については,そのソースコードもサポートページより頒布しているので実装できるようになっている.
改訂での大きな変更点としては,流体力学的方程式の導出法として,S展開での導出に加えてChapman-Enskog展開でも導出を行い,加えて,計算精度の評価についてより丁寧に解説を加え充実させた.さらに,いくつかの数値計算例を新たに掲載している.