丸善のおすすめ度
教育とは何か
ティム・インゴルド
著
古川 不可知
翻訳
発行年月 |
2025年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
320p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784750518824 |
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商品コード |
1041187166 |
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NDC分類 |
370.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年10月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1041187166 |
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著者紹介
ティム・インゴルド(著者):1948年生まれ。イギリスの人類学者。ケンブリッジ大学で博士号を取得。ヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教える。『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』『生きていること』(左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(フィルムアート社)、『人類学とは何か』『応答、しつづけよ。』『世代とは何か』(以上、亜紀書房)など。
古川 不可知(翻訳):1982年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究院・共創学部准教授。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門は文化人類学、ヒマラヤ地域研究。訳書にR・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ——シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(奥野克巳らとの共訳)、著書に『「シェルパ」と道の人類学』(共に亜紀書房)、編著に『モビリティと物質性の人類学』(春風社)がある。
内容
【すべての学ぶ人と、教える人たちに。】
私たちにいま必要なのは、
知識の鎧で身を守る「強い教育」ではなく、「弱い教育」だ。
不確かな道をともに歩み、世界に応答せよ!
人類学をリードする世界的な思想家が教育、そして人間のまだ見ぬ可能性を示す。
***
「教育=知識の伝達」という伝統的な教育観、
そして市場原理にとらわれた教育の再生のために──。
効果的に学生─消費者へと配達される「知識の商品」は、
不確実な外部から身を守り、自己を内部に閉じ込める「知の鎧」にすぎない。
人類学の枠を超え、アート、デザイン、ビジネスの世界にまでインパクトを与え続ける思想家ティム・インゴルド。
人類学を軸に、さまざまな研究者の知見をひもとき紡がれる文章が、教育、そして生きることに、新たな視座をもたらす。