【MeL】経済大国日本の経営 ―豊かさのゆくえ―
廣瀬 幹好 著
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内容
目次
第一章 「成功」の謎解き 1 背景 2 柔軟な職務 情報効率性/作業組織の柔軟性 3 人間尊重の経営 生産のヒューマンウェア/人本主義経営 4 自発と強制 自発性とは/自発性を生む構造 5 根なし草の経営論 第二章 経営と人間の尊厳 1 豊かさとは 2 経済成長と経営論 もはや「戦後」ではない/高度成長/金ぴかの80年代と「日本的経営」論/「戦後」はなお続いている 3 グローバリゼーションの中に バブルの破裂と90年代/「日本型経営」が危い 4 経営の再生 日本の組織文化/組織文化の再生 第三章 経営機構改革と経営理念 1 台頭する拝金主義 2 経営機構改革の波 機関とは/経営機構︱伝統的日本型と米国型/経営機構改革の波 3 米国型の経営機構 指名委員会等設置会社/A社の事例/米国型の選択状況 4 機構改革と経営理念 新日本型経営機構/米国型の影響/社外取締役の増加 5 経営理念をめぐって 第四章 経営者の役割 1 経営の視点 2 主権の所在 経営者主権論の提唱/株主主権の相対化/経営者の主権 3 会社それ自体とは 会社はモノか/企業価値とは/会社それ自体とは 補論 企業価値の再考 第五章 経営の未来 1 30年を経て 経済大国化と生活の豊かさ/働き方の改革 2 経営の未来 企業と社会/ゆとり社会への条件 補章 経営学研究の視点 1 経営学研究の現状 2 批判の経営学と実践性 3 指導原理としての規範の意義 4 規範の合理的根拠 5 政策の経営学 あとがき 索引