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理論物理のための現代幾何学~多様体・リーマン幾何学・リー群の大域的構造~
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在庫状況
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お届け予定日
10日間
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価格
\5,280(税込)
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発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,367p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
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ISBN |
9784785316068 |
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商品コード |
1039205801 |
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NDC分類 |
421.5 |
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基本件名 |
物理数学 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039205801 |
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著者紹介
秦泉寺 雅夫(著者):岡山大学教授、博士(理学)。1968年 東京都に生まれる。1996年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。北海道大学講師・准教授などを経て現職。専門は位相的場の理論、ミラー対称性。
内容
一般相対論におけるリーマン幾何学や、物性理論におけるトポロジーなどをはじめ、理論物理では数学科で学ばれるような現代幾何学の概念が広く用いられる。本書では、理論物理を志向する読者を主な対象に、現代幾何学で最も基本的な概念である「多様体」とその性質を中心に解説する。
物理学科の出身でありながら、現在は数学を生業とする著者自身の学生時代の経験を織り交ぜつつ、読者へ語りかけるようにわかりやすく述べられている。多様体の基本事項を「抽象的な一般論」よりも「具体的な使われ方」に重きを置いて解説したのち、多様体のトポロジー、リーマン幾何学、リー群の大域的構造と、多彩に話題が展開されてゆく。
第1章では準備として「一般位相」を扱い、物理と数学がそれぞれ何を大事にしているのかの違いについても述べた。また、ベクトル空間の双対やテンソル積といった線形代数の発展的内容に慣れていない読者のために、必要な定義などを最終章に短くまとめた。
イメージをつかむ・理解を助けるための図を多数収録。物理学科の学生のみならず、数学として多様体を学びたいかたにもおすすめしたい書籍。