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老いの深み(中公新書 2805)

黒井千次  著

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価格 \924(税込)         
発行年月 2024年05月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 237p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784121028051
商品コード 1038398933
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年06月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2024/07/13、読売新聞 2024/09/15
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038398933

著者紹介

黒井千次(著者):黒井千次
1932年(昭和7年)東京生まれ.55年東京大学経済学部卒業後,富士重工業に入社.70年より文筆生活に入る.69年『時間』で芸術選奨新人賞,84年『群棲』で第20回谷崎潤一郎賞,94年『カーテンコール』で第46回読売文学賞(小説部門),2001年『羽根と翼』で第42回毎日芸術賞,06年『一日 夢の柵』で第59回野間文芸賞をそれぞれ受賞.

内容

80代から90代の大台へと足を踏み入れた作家がつづる、老いの日々。少しずつ縮む散歩の距離、少量の水にむせる苦しさ、朝ぼんやりと過ごす時間の感覚など、自身に起きる変化を見つめる。一方、年長者が背筋を伸ばしてスピーチを聞く姿に爽快感を覚え、電車の乗客の「スマホ率」など新たな発見も。「ファックス止り」の自分をなぐさめ、暗証番号を忘れて途方に暮れて……。老いと向き合い見えたこと、考えたこと。