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なぜ心はこんなに脆いのか~不安や抑うつの進化心理学~

ランドルフ・M.ネシー  著

加藤智子  翻訳
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価格 \3,300(税込)         
発行年月 2021年09月
出版社/提供元
草思社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 468p,58p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経科学
ISBN 9784794225344
商品コード 1033588997
NDC分類 493.7
基本件名 精神医学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年10月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033588997

著者紹介

ランドルフ・M.ネシー(著者):医学博士。アリゾナ州立大学進化医学センターの創設ディレクター。同大学生命科学部基礎教授。

内容

進化論で明らかにする、心が傷つきやすい本当の理由

不安や抑うつといった症状は、一見私たちにとってデメリットにしか見えません。しかし、これらを引き起こすメカニズムが人類の歴史の中でなぜ淘汰されなかったのか、という進化論の視点に立ったとき、それらが私たちの生存のために必要な存在であったことが見えてきます。またその視点から、その機能がなぜ現代において誤作動を起こし、不安などの症状を引き起こしているのかも考察し得るのです。つらい気持ちが存在する理由を進化論で解き明かす、画期的な進化心理学。

【内容より】
・なぜ不安は過剰なのか?
・情動は私たちのためではなく、遺伝子のためにある
・統合失調症の遺伝子はなぜ淘汰されないのか?
・抑うつが生む正しいリアリズムとは
・いい気分が有害になりうる場合もある