丸善のおすすめ度
タモリと戦後ニッポン(講談社現代新書 2328)
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\1,012(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2015年08月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
346p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/芸術/舞台芸術 |
---|
|
|
ISBN |
9784062883283 |
---|
|
商品コード |
1018360641 |
---|
NDC分類 |
779.9 |
---|
|
個人件名 |
タモリ |
---|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2015年09月3週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2015/09/21、朝日新聞 2015/10/11 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018360641 |
---|
著者紹介
近藤 正高(著者):(こんどう・まさたか)1976年愛知県生まれ。ライター。サブカルチャー誌「クイック・ジャパン」(太田出版)の編集アシスタントを経て1997年よりフリーランス。「ユリイカ」「週刊アスキー」「ビジスタニュース」「エキサイトレビュー」など雑誌やウェブへの執筆多数。著書に『私鉄探検』(ソフトバンク新書)、『新幹線と日本の半世紀』(交通新聞社新書)。現在、ウェブサイト「cakes」にて物故した著名人の足跡とたどるコラム「一故人」を連載中。ブログ:Culture Vulture(http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/)、ツイッター:@donkou
内容
終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史! タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出してみると……タモリとは「日本の戦後」そのものだった! (講談社現代新書)
終戦直後に生まれ古希を迎えた
稀代の司会者の半生と、
敗戦から70年が経過した日本。
双方を重ね合わせることで、
あらためて戦後ニッポンの歩みを
検証・考察した、新感覚現代史!
まったくあたらしいタモリ本!
タモリとは「日本の戦後」そのものだった!
--------------------
本書はタモリの足跡を通して
戦後ニッポンの歩みを振り返るというものである。
なぜ、タモリを軸としたのか。
それはまず何より、彼が一九四五年八月二二日と
終戦のちょうど一週間後に生まれ、
その半生は戦後史と軌を一にしているからである。
(中略)本書ではもちろんタモリと場所と時間を共有した
著名人もたくさんとりあげるつもりだが、それとあわせて、
(中略)タモリとどこかですれ違っていたはずの
より多くの人たちにも目を向けたい。
そんな有名無名の人たちとタモリとの接点にこそ
時代性とやらは宿っていると思うからだ。
というわけで本書には多くの場所が登場する。
大学、ジャズ喫茶、ボウリング場、酒場、生放送のスタジオetc.……
タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、
そこでの人間関係をひもときながら、
戦後という時代を描き出せたらいいのだが。
まずは彼の幻の故郷ともいうべき
旧満洲を旅してみることにしよう。―「はじめに」より
--------------------
◆本書のおもな内容◆
序 章 偽郷としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の7年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終 章 タモリとニッポンの“老後”