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本屋を守れ~読書とは国力~(PHP新書 1219)

藤原 正彦  著

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価格 \990(税込)         
発行年月 2020年03月
出版社/提供元
PHP研究所
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 185p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/総記/総記/図書館情報学
ISBN 9784569846651
商品コード 1031407046
NDC分類 019
基本件名 読書
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年04月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031407046

著者紹介

藤原 正彦(著者):お茶の水女子大学名誉教授

内容

日本人の15歳の読解力はOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で急落。月に1冊も本を読まない中高生や、電車やバスの移動時間に新聞、文庫本を読まずスマホしか見ない大人たち。町の本屋の数は減る一方。著者いわく、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」にほかならない。ITと引き換えにわれわれは何を「殺して」いるのか。それは人間を人間たらしめる情緒、思いやり、そして教養にほかならない。かつて昭和の時代、アメリカ人が日本の書店を訪れ、店内が黒山の人だかりなのを見て仰天したという。この光景をもう一度、取り戻さなければならない。めざすは「書店の復活」である。「国語力なくして国力なし」「町の書店がなぜ大切か」「インターネットの情報で教養は身につかない」「デジタル本は記憶に残らない」。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論が日本人の「常識」になったとき、わが国は再び輝きを取り戻すだろう。