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みんなで戦争~銃後美談と動員のフォークロア~

重信 幸彦  著

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価格 \3,520(税込)         
発行年月 2019年03月
出版社/提供元
青弓社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 406p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784787220820
商品コード 1029631240
NDC分類 210.74
基本件名 日中戦争(1937〜1945)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年05月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2019/05/18
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029631240

著者紹介

重信 幸彦(著者):1959年、東京都生まれ。専攻は民俗学、口承文芸学、近代都市生活文化研究。慶應義塾大学文学部卒業、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科単位取得退学。著書に『〈お話〉と家庭の近代』(久山社)、『タクシー/モダン東京民俗誌』(日本エディタースクール出版部)、共著に『市民の日本語へ――対話のためのコミュニケーションモデルを作る』(ひつじ書房)、『タクシードライバーの言い分――運転席からの人権宣言』(JICC出版局)、共編著に『民俗表象の現在――博物館型研究統合の視座から』(岩田書院)、『たったひとりのメディアが走った――「タクシージャーナル」三十三年の奮闘記』(現代書館)など。

内容

万歳三唱のなか出征する兵士、残された子を養う隣人、納豆を売って献金する子ども――。満洲事変から日中戦争へと続く戦時下の日常には、愛国の物語である銃後美談があふれていた。美談から戦時下の「空気」を読み取り、「善意」を介した動員の実態に迫る。

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