メニエール病~ストレス病を解き明かす~
高橋正紘 著
著者紹介
内容
目次
1有名になり過ぎた病気 2病因研究の不幸な歴史 3メニエール病をモルモットで再現できる? 4アンケート調査から浮かぶ患者プロフィール 5混沌とした現象を解きほぐす定番手段 6ストレスはいかに生まれるか? 7データベースが示す規則性 8一側の進行で、なぜ他側が発症するのか? 9惨憺たる治療の歴史 10スモンの教訓からメニエール病研究を検証する 11一患者が覆したこれまでの常識 12有酸素運動でなぜめまいと難聴が治る? 13自傷反応は切れる一歩手前 14長期罹病例が明かす病気の舞台裏 15きわめて人間的な病気 16ミクロかマクロか、知識か直観か? 17長らく解決しなかった理由 18研究に必要なのは直観と愚直の一念 19メニエール病に紛らわしい浮遊耳石症 20研究結果が示唆するヒトの特異性