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カレー移民の謎~日本を制覇する「インネパ」~(集英社新書ノンフィクション 1208)

室橋 裕和  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,320(税込)         
発行年月 2024年03月
出版社/提供元
集英社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 334p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/労働経済・人口
ISBN 9784087213089
商品コード 1038083864
NDC分類 334.41
基本件名 ネパール人(日本在留)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年04月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/04/13、読売新聞 2024/04/21、朝日新聞 2024/04/27
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038083864

内容

【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】
いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。
そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか?
どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか?
「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。
おいしさのなかの真実に迫るノンフィクション。

【目次】
はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」
第一章 ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか
第二章 「インネパ」の原型をつくったインド人たち
第三章 インドカレー店が急増したワケ
第四章 日本を制覇するカレー移民
第五章 稼げる店のヒミツ
第六章 カレービジネスのダークサイド
第七章 搾取されるネパール人コック
第八章 カレー屋の妻と子供たち
第九章 カレー移民の里、バグルンを旅する
おわりに カレー移民はどこへ行くのか

【著者略歴】
1974年生まれ。
週刊誌記者を経てタイに移住。
現地発の日本語情報誌に在籍し、10年にわたりタイ及び周辺国を取材する。
帰国後はアジア専門のジャーナリストとして活動。
「アジアに生きる日本人」「日本に生きるアジア人」をテーマとしている。
現在は日本最大の多国籍タウン、新大久保に在住。
外国人コミュニティと密接に関わり合いながら取材活動を続けている。
おもな著書は『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』(新潮社)、『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(角川文庫)、『日本の異国 在日外国人の知られざる日常』(晶文社)、『ルポ コロナ禍の移民たち』(明石書店)など。