丸善のおすすめ度
最底辺のポートフォリオ~1日2ドルで暮らすということ~ 新装版
ジョナサン・モーダック,
スチュアート・ラザフォード,
ダリル・コリンズ
著
|
在庫状況
お取り寄せ
|
お届け予定日
10日間
|
|
|
価格
\4,730(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2021年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
315p,29p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
---|
|
|
ISBN |
9784622090120 |
---|
|
商品コード |
1032858002 |
---|
NDC分類 |
365.4 |
---|
基本件名 |
生計費 |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2021年05月3週 |
---|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032858002 |
---|
内容
バングラデシュの首都ダッカ。スラムに住むカデジャは子どもの世話をしながら、裁縫の内職で収入を得ている。彼女は、近所の主婦ふたりから大事なお金を預かる〈マネーガード〉でもある。
インド南部ヴィジャヤワーダ。ジョティの生業は、毎日スラムをまわって、顧客の主婦から少額の預金を集めること。商売道具はマス目の書かれた手作りの通帳。220日分が埋まったとき、彼女はそのうちの20日分を顧客から手数料として徴収する。盗まれるかもしれない、夫に使われてしまうかもしれないお金を守り、子どもを学校に通わせてあげるための唯一の方法なのだ。
最貧国の家計は、収入の「少額」「不定期」「予測不可能」という三重の困難に取り巻かれている。本書は〈ファイナンシャル・ダイアリー〉という聴き取り調査を分厚く積み重ねた研究の成果であり、貧しい人々が編み出した創意工夫の数々をルポルタージュとも言える筆致で描きながら、マイクロファイナンスやインフォーマル金融の実態を分析する。さらに、「信頼性」「利便性」「柔軟性」「構造」という原則を提示して、貧困からの離陸のために金融になにができるのか、新たな道筋を示す。