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図書館愛書家の楽園 新装版

アルベルト・マンゲル  著

野中 邦子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,070(税込)         
発行年月 2018年06月
出版社/提供元
白水社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 302p,38p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/図書館情報学
ISBN 9784560096444
商品コード 1027479543
NDC分類 010.2
基本件名 図書館-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年07月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027479543

著者紹介

アルベルト・マンゲル(著者):1948年アルゼンチン生まれ。2016年、ブエノスアイレス国立大学図書館の館長に就任。メディシス賞、アルフォンソ・レイエス国際賞をはじめ数々の文学賞を受賞。著書に「読書礼讃」など。

内容

稀代の愛書家による至福のエッセイ libraryとは、図書館に限らず、書斎や書庫など、複数の本が集まった状態、または場所をさす。データをまとめたファイルや、資料室を意味する場合もある。鞄に入った数冊の本も、ロバの背に乗せて運ばれる巡回図書館も、すべてlibraryである。 なぜ人は書物という形の情報(データや記憶とも言いかえられる)を集め、図書館や書斎を形作るのだろう?本書はこの問いに始まり、古今東西の実在・架空の図書館を通して、書物と人の物語を縦横無尽に語る。サミュエル・ピープスの書棚の工夫、キプリング、ボルヘス、セルバンテスらの書斎の本、ラブレーやボルヘスらが思い描いた想像の書物と想像の図書館、アントニオ・パニッツィの図書館改革、ナチスやソ連の強制収容所にあった図書室など、数々の興味深いエピソードとともに、あらゆる角度から図書館の歴史に光があてられていく。書物と人の過去・現在・未来を探る、至福のエッセイ。 著者は1948年ブエノスアイレス生まれ。学生時代、書店でアルバイトをしていたときにボルヘスと知り合い、視力を失いつつあった作家に本を朗読した経験が大きな糧となる。数々の国際的な文学賞を受賞し、2018年度グーテンベルク賞を受賞。