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プロダイバーのウニ駆除クエスト~環境保全に取り組んでわかった海の面白い話~

中村 拓朗(スイチャンネル)  著

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価格 \1,760(税込)         
発行年月 2023年09月
出版社/提供元
KADOKAWA
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/農学/水産業
ISBN 9784046064202
商品コード 1036507610
NDC分類 663.9
基本件名 水産保護
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月3週
書評掲載誌 読売新聞 2023/10/22、読売新聞 2023/12/24
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036507610

著者紹介

中村 拓朗(スイチャンネル)(著者):長崎県在住のプロダイバー。鹿児島大学水産学部を卒業後、長崎ペンギン水族館で飼育員として3年半の勤務を経て、独立。現在は水中ガイドのほか、海の生き物の生態を自らが撮影した水中映像で紹介するYouTube「スイチャンネル」を運営。漁協や自治体と連携し、環境保全活動の様子も発信。中でも、“磯焼け”と呼ばれる海の砂漠化を防ぐために長年行っているウニ駆除動画が人気を博し、チャンネル登録者は27万人(2023年8月現在)を突破。“ウニの人”の愛称でも知られる。水中自然観察家として、地元メディアにも多数出演。

内容

「ウニを倒すと海が平和に!?」
YouTubeで27万人が応援!
海の砂漠化を防ぐために奮闘するプロダイバーが綴る
今の“海のリアル”がわかる新感覚の冒険譚エッセイ!

「ウニを駆除するなんてもったいない…」、ほとんどの方がそう思われるのではないでしょうか。
しかし、“磯焼け”と呼ばれる海の砂漠化現象の原因の一つとして、海藻を食べ尽くすウニの増殖が現在深刻な問題となっています。
本書では磯焼けを防ぐために、長崎の海でウニ駆除はじめ、
5年以上にわたって環境保全活動を続けるプロダイバーの記録をまとめました。

「ウニは割っても2日は生きている?」
「大きいウニほど中身がスカスカ?」
「海中には獣道ならぬ“魚道”が存在する」
「海藻は人間界でいう森と同じくらい大事」
「ウニよりやばい黒幕の存在」 etc.

ウニ駆除や海藻の育成など、著者が環境保全活動を通してわかった、海の生態をたっぷりと紹介。
面白くてためになる、そして読むと自然に対してちょっと優しくなれる新感覚の冒険譚エッセイです。

目次