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OBサミットの真実~InterAction Council of Former Heads of State and Government~

渥美桂子  著

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価格 \1,760(税込)         
発行年月 2023年08月
出版社/提供元
ダイヤモンド社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 290p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/国際公法
ISBN 9784478118672
商品コード 1036368897
NDC分類 329.38
基本件名 インターアクション・カウンシル
個人件名 福田/赳夫
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年10月1週
書評掲載誌 読売新聞 2023/10/29
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036368897

著者紹介

渥美桂子(著者):1943年東京生まれ。世界銀行勤務。訳書に『世界はなぜ争うのか』(朝倉書店)『イタリア―な日本』(三修社 共著)『超大国のはざまで』(メディアハウス出版)などがある。

内容

昭和の政治家として「角福戦争」の呼び名でしか印象に残っていない総理・福田赳夫。福田は日本の政治家として、総理としてそれ程強い印象を残していない。だが、総理引退後、彼は世界の将来を見越して通称

「OBサミット」を立ち上げる。それも思想としては真逆と言っても良い西ドイツの首相を務めたヘルムート・シュミットとともに。本来なら思想的には相いれない二人だったが、環境問題から戦争、核問題、貧困などあらゆる分野で自国の利益を超越した考えで一点において強い絆を結んだ二人が立ち上がり、進めた国際的な政策提案組織だ。その後、多くの元首相や大統領クラスの参加を実現させ、まさに現在問題になっている諸問題に対して提言し続けた。通訳として、事務局スタッフとしてOBサミットをつぶさに見てきた著者が、福田赳夫とヘルムート・シュミットを中心に、決して表舞台に華々しく取り上げられることのなかった政策提言組織の裏側を語った一冊。日本の、国際政治の歴史の一端が垣間見れる貴重な書籍です。

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