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往復書簡~『遠くからの声』『言葉の兆し』~(講談社文芸文庫 ふA14)

古井 由吉, 佐伯 一麦  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2021年12月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 251p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065263587
商品コード 1034103452
NDC分類 915.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年01月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034103452

著者紹介

古井 由吉(著者):古井由吉(1937・11・19~2020・2・18)小説家。東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。大学教員となりブロッホ、ムージル等を翻訳。文学同人誌「白猫」に小説を発表。1970年、大学を退職。71年、「杳子」で芥川賞受賞。黒井千次、高井有一、坂上弘らと〈内向の世代〉と称される。77年、高井氏らと同人誌「文体」を創刊(80年、12号で終刊)。83年、『槿』で谷崎潤一郎賞、87年、「中山坂」で川端康成文学賞、90年、『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年、『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。その他の作品に『山躁賦』『野川』『詩への小路』『辻』『白暗淵』『蜩の声』『雨の裾』『この道』『われもまた天に』等がある。
佐伯 一麦(著者):佐伯一麦(1959・7・21~)小説家。宮城県生まれ。高校卒業後上京。週刊誌記者、電気工などを経て作家活動に専念。1984年、「木を接ぐ」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。90年、『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、91年、『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞、97年、『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞、2004年、『鉄塔家族』で大佛次郎賞、07年、『ノルゲ』で野間文芸賞、13年、『還れぬ家』で毎日芸術賞、14年、『渡良瀬』で伊藤整文学賞、20年、『山海記』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著書に『草の輝き』『ピロティ』『震災と言葉』『光の闇』等がある。

内容

1997年から1999年、オスロ・仙台と東京間で交わされた、『遠くからの声』。東日本大震災直後の喪失感の中で文学・人生・世紀末に思いを巡らせた『言葉の兆し』。