【オンデマンド版】出産・子育てのナラティブ分析~日本人女性の声にみる生き方と社会の形~
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在庫状況
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お届け予定日
10日間
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価格
\3,850(税込)
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発行年月 |
2019年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
286p |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784872596847 |
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商品コード |
1030485301 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030485301 |
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著者紹介
秦かおり(著者):大阪大学大学院言語文化研究科准教授。専門は社会言語学、コミュニケーション学。主論文に「「何となく合意」の舞台裏:在英日本人女性のインタビュー・ナラティブにみる規範意識の表出と交渉のストラテジー」(共編著、『ナラティブ研究の最前線―人は語ることで何をなすのか―』2013年、ひつじ書房)、「対立と調和の図式―録画インタビュー場面における多人数インタラクションの多層性―」(共編著、『コミュニケーションを枠づける―参与・関与の不均衡と多様性』近刊、くろしお出版)等。
岡本多香子(著者):日本女子大学家政学部通信教育課程非常勤講師。高根沢町図書館(指定管理 株式会社TRC図書館流通センター)学校支援担当。専門は言語人類学。主論文に「時代変化へのジレンマ―栃木県農村部で出産育児を経験した女性のインタビュー・ナラティブにみる「自己」理解への期待と反発―」(『ナラティブ研究の最前線―人は語ることで何をなすのか―』2013年、ひつじ書房)、「語りにおけるインタビュイーの自称詞使用への一考察―なぜ「おれ」は「パパ」になり「わたし」になったのか―」(『話しことばへのアプローチ―創発的・学際的談話研究への新たなる挑戦―』近刊、ひつじ書房)等。
井出里咲子(著者):筑波大学大学院人文社会系国際日本研究専攻、グローバルコミュニケーション教育センター准教授。専門は言語人類学、語用論。『雑談の美学』(共編著、2016年、ひつじ書房)、『箸とチョッカラク』(共著、2004年、大修館書店)。主論文に“Aisatsu”(Culture and Language Use、2009年、Amsterdam: John Benjamins Publications)、「スモールトーク」(『開放系言語学への招待』2008年、慶応義塾大学出版会)、「危機言語とサステナビリティ」(『サステイナブルな社会を目指して』2008年、春風社)等。
内容
少子化、待機児童、虐待、貧困…。こうした社会問題は、統計的な調査のみでは解明できない。本書は、当事者たちの思いを「語り」としてナラティブ分析することで、出産・子育てへの「意識」、それにかかわる「環境」、それに参与する「立場」を明確に描き出す。次世代を生み育てる過程で、社会的孤立感や閉塞感、不安感に苛まれることなく、充実感と自己肯定感を見出せるようになるために、社会はどのように変わるべきか。
2017年に刊行された「出産・子育てのナラティブ分析」のオンデマンド版。