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貝輪の考古学~日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究~

忍澤 成視  著

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価格 \13,200(税込)         
発行年月 2024年03月
出版社/提供元
新泉社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 381p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784787723055
商品コード 1038334910
NDC分類 210.25
基本件名 遺跡・遺物-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年05月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2024/05/25
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038334910

著者紹介

忍澤 成視(著者):1962年千葉県生まれ
早稲田大学大学院文学研究科史学・考古学専攻修士課程修了 博士(文学)
市原市教育委員会文化財課チバニアン整備推進係副主査(再任用)
〈2024年4月より〉
千葉市教育委員会埋蔵文化財調査センター主任研究員,東京大学大気海洋研究所特任研究員,早稲田大学文学学術院非常勤講師
日本考古学,おもに生物学的視点から貝を素材とした装飾品類を研究。縄文から古墳時代まで続く「日本列島最長の威信財」とされるオオツタノハ製貝輪(腕輪)の謎を解明するため,列島各所の島嶼部を20年以上にわたって単独調査。2021年,第46回「藤森栄一賞」受賞。2023年,NHK-BSP「英雄たちの選択 海の縄文人」に出演。著書に『貝の考古学』(ものが語る歴史22,同成社,2011年)、『房総の縄文大貝塚 西広貝塚』(シリーズ「遺跡を学ぶ」80,新泉社,2011年)などがある

内容

装飾品である貝輪は、そのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書は、とくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文時代から弥生・古墳時代にかけての人々と貝との関わりについて、貝塚や墓などから出土した遺物と現在の生息状況の調査結果から論じる。装飾品に使われた貝を調べることで、当時の習俗・交易ルート・社会形態などさまざまな事柄がみえてくる。

目次