【MeL】五感で楽しむ食の日本語
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内容
目次
『五感で楽しむ食の日本語』の紹介と展望 ポリー・ザトラウスキー 桜鯛、虹鱒、松風、時雨、杉盛り―食文化と比喩・象徴をめぐる随感― 中村明 第1部 食を創る レシピのオノマトペ―調理の手法を伝える表現― 水藤新子 食感を表すオノマトペ―クックパッドのレシピに見るおいしさ表現― 福留奈美、伊尾木将之 第2部 食を評価する 「生クリーム、大好き。」―食べ物の嗜好は語りを通してどのように共有されるか?― 唐津麻理子 会話における食の評価と言語行動―評価は食前から始まる― 小池千里 テレビの料理番組での視聴者が食べたくなる食べ物の評価 ポリー・ザトラウスキー 第3部 食を教える おいしさのカタカナ語の類義分析―「スイートな」「ヘルシーな」「フレッシュな」があらわす意味― 武藤彩加 トレンドスイーツをめぐるオノマトペのひろがり―チョコレートの味・香り・食感をどのように伝えるか― 星野祐子 外国人介護士が悩む食事介助の相互作用フレーム―「ごっくん」から「嚥下」へ― 石原洋子 第4部 食を語る 「インド人もびっくり」から「だんご3兄弟」まで―食生活の引用による弁論パフォーマンス上の第3空間的駆け引き― 野田眞理 大正期の『少女の友』の食のことば 石井久美子 どう描かれる? 漱石・鷗外の“食べる” 髙﨑みどり 事項索引 飲食物索引 人名索引