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宇宙の「果て」になにがあるのか~最新天文学が描く、時間と空間の終わり~(ブルーバックス B-2066)

戸谷 友則  著

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価格 \1,100(税込)         
発行年月 2018年07月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 246p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/理工学/天文学/天文学一般・その他
ISBN 9784065124994
商品コード 1027912150
NDC分類 440
基本件名 宇宙
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年08月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027912150

著者紹介

戸谷 友則(著者):1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、現在は東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体。著書に『新・天文学事典』(共著、講談社ブルーバックス)など。

内容

「宇宙の果て」に科学はどこまで迫っているのか。 「ビッグバン」や「インフレーション」は本当にあったのか? 「ダークマター」「ダークエネルギー」とはいったい何なのか? 最新の宇宙物理学から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、そこに残された大きな謎を詳細に解説する。


●宇宙は有限なのか? 無限に続くのか?
●宇宙の外側にはなにがあるのか?
●宇宙が始まる前はどうなっていたのか?

ここ数十年で急速に発展した天文観測技術は、太古の昔から人類が追い求めてきたこの問いに対して、一定の答えを与えられるようになった。
「相対論」と「量子論」を基にした現代宇宙論は、宇宙の果てにどこまで迫れるのか?
最新の観測から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、残された大きな謎を最先端の研究者が解説!

【宇宙観を覆す新常識】
・「ビッグバン」「インフレーション」の証拠はここまで揃った!
・人類は宇宙の「果て」までの96パーセントを見ることができている
・スペースシャトルの中はじつは無重力ではない!?
・銀河と銀河の間の空間には1000万度を超える高温のガスがある!
・宇宙は暗いけれど黒くはない? → 本当の宇宙の「色」を本書のカバーで確認しよう!

【本書の目次】
第1章 宇宙の果てとはなにか
第2章 時空の物理学――相対性理論
第3章 宇宙はどのように始まったのか――ビッグバン宇宙論の誕生
第4章 宇宙はどうしてビッグバンで始まったのか?――時空の果てに迫る
第5章 宇宙の進化史――最初の星の誕生まで
第6章 星と銀河の物語
第7章 観測で広がる宇宙の果て
第8章 最遠方天体で迫る宇宙の果て
第9章 宇宙の将来、宇宙論の将来

目次