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クジラのまち太地を語る~移民、ゴンドウ、南氷洋~
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
10日間
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価格
\1,980(税込)
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発行年月 |
2023年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
350p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/水産業 |
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ISBN |
9784909151810 |
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商品コード |
1036485145 |
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NDC分類 |
664.9 |
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基本件名 |
くじら(鯨) |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年10月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2023/11/26 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036485145 |
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著者紹介
赤嶺 淳(著者):赤嶺 淳(あかみね じゅん)
1967年大分県うまれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は食生活誌学、食生活史研究。人間による環境利用の歴史をあきらかにするため、水産物の生産から加工、消費までのサプライチェーンの発展過程に着目し、「食からみた社会」、「社会のなかの食」の変容過程をあとづけてきた。目下の関心は、マーガリンの主原料として20世紀初頭に創発した鯨油や大豆油、パーム油などの「油脂間競争」120年の絡まりあいの解明。おもな著作に『ナマコを歩く』(新泉社、2010年)、『鯨を生きる』(吉川弘文館、2017年)、「ノルウェーにおける沿岸小型捕鯨の歴史と変容」(『北海道立北方民族博物館紀要』29号、2020年)、「日本近代捕鯨史・序説」(『国立民族学博物館研究報告』47巻3号、2023年)など。
内容
捕鯨問題はすでに「捕る/捕らない」、「食べる/食べない」という単純な二項対立を超えて、科学や政治、倫理など、多様な問題が複雑に絡まりあった“捕鯨問題群”を形成するに至っている。
本書では、漁師、ペンション経営者、海産物販売業者など、「クジラのまち・太地」を愛し、誇りとする8名の生活史の「聞き書き」を軸に、従来は語られてこなかった太地の姿を提示。
鯨食・捕鯨をめぐってすれ違うまなざしの交差点を探り、複数の視点で“捕鯨問題群”に向きあい、広くオープンに語りあう環境の構築をめざす一冊。
◆目次
●太地をひらく………赤嶺 淳
■第Ⅰ部 太地を生きる
●1 南氷洋をおもう
①南氷洋、二五回出漁してるんですよ……網野俊哉さん
②大変な仕事やでぇ……濱田明也さん
③もう海しか知らないもん………小貝佳弘さん
●2 マッコウにあずかる
①足元は油まみれ……山下憲一さん
②あ~、腹ラーセンや……世古忠子さん
●3 太地をつなぐ
①舌は覚えているからね……久世滋子さん
②慣れ、慣れ、慣れ。……小畑美由紀さん
③なんでゴンドウしかいわんのか……由谷恭兵さん
■第Ⅱ部 太地を解く
●すれちがうまなざし──個人史とグローバルヒストリーの交差点で……赤嶺 淳
●かくれた主役──ゴンドウと歩む太地の捕鯨文化……ジェイ・アラバスター
■第Ⅲ部 太地を訊く
●幾重もの共同と協働──太地町プロジェクトをふりかえって……辛 承理
●太地にかかわる──あとがきにかえて………赤嶺 淳