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魯肉飯のさえずり(中公文庫 お101-1)

温又柔  著

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価格 \946(税込)         
発行年月 2023年08月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 292p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784122074002
商品コード 1036427083
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2023/09/23、読売新聞 2023/09/24
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036427083

著者紹介

温又柔(著者):温又柔
一九八〇年、台湾・台北市生まれ。両親ともに台湾人。幼少期に来日し、東京で成長する。二〇〇九年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作、一六年『台湾生まれ 日本語育ち』で日本エッセイスト・クラブ賞、20年『魯肉飯のさえずり』で織田作之助賞を受賞。著書に『来福の家』『真ん中の子どもたち』『空港時光』『永遠年軽』『祝宴』、エッセイ集『「国語」から旅立って』『私のものではない国で』、小説家・木村友祐との往復書簡集『私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ』などがある。

内容

ママがずっとわたしの恥部だった――。

就活に失敗し、逃げるように結婚を選んだ桃嘉。
優しい台湾人の母に祝福されるも、理想だった夫に一つ一つ
〈大切なもの〉をふみにじられていく。
台湾と日本のはざまで母娘の痛みがこだまする長編小説。
織田作之助賞受賞作。

〈解説〉渡邊英理