丸善のおすすめ度
空想の補助線~幾何学、折り紙、ときどき宇宙~
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\2,970(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2023年12月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
185p,4p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/数学/幾何学・位相幾何学 |
---|
|
|
ISBN |
9784622096610 |
---|
|
商品コード |
1037422224 |
---|
NDC分類 |
414.04 |
---|
基本件名 |
幾何学 |
---|
|
本の性格 |
学術書/学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年01月2週 |
---|
書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/01/27 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037422224 |
---|
著者紹介
前川淳(著者):(まえかわ・じゅん)
1958年東京都生まれ。折り紙作家、折り紙の数学・科学・歴史等に関する研究者。東京都立大学理学部物理学科卒業後、ソフトウェアエンジニアとして天文観測および解析に関わる仕事のかたわら、折り紙の創作と研究を続ける。著書に、『ビバ!おりがみ』(笠原邦彦編、サンリオ、1983)、『本格折り紙――入門から上級まで』(日貿出版社、2007)、『本格折紙√2』(日貿出版社、2009)、『折る幾何学――約60のちょっと変わった折り紙』(日本評論社、2016)ほか。ブログ「折り紙&かたち散歩」http://origami.asablo.jp/blog/
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
内容
「特殊とも特異とも言いがたいのに、どうしても惹かれてしまうようなこと。わたしの場合、そうした感覚が、特定の図形や数にも生じることがある。個別の図形や数を愛でる感覚で、それはわたしにとってきわめて具体的なことなのである。
このエッセイ集は、そのような図形や数好きとして、そして、美術・文芸好きのつぶやきとして、さらには、歴史上最も古い数理科学の末裔である天文学の一端にたずさわってきたエンジニアとして、頭の中に浮かんだあれこれを書き留めたものである。」
話題は、紙飛行機やパスタの形の機微、巨大望遠鏡、数学の難題の折り紙による解法、「無限」の御幣、などなど幅広い。どの一篇にも先達たちの考究への慎ましやかな眼差しがあり、温かいユーモアが漂う。世界と幾何学の味わい深い関係をやわらかな補助線で浮かびあがらせる逸品ばかりだ。