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アメリカの排外主義~トランプ時代の源流を探る~(平凡社新書 902)

浜本 隆三  著

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価格 \946(税込)         
発行年月 2019年01月
出版社/提供元
平凡社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 238p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784582859027
商品コード 1029218577
NDC分類 316.853
基本件名 民族問題-アメリカ合衆国
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年02月4週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2019/03/03
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029218577

著者紹介

浜本 隆三(著者):1979年京都府生まれ。同志社大学大学院アメリカ研究科博士後期課程単位取得退学。甲南大学文学部英語英米文学科専任講師。著書に「クー・クラックス・クラン」など。

内容

トランプ政権の下、アメリカでは現在も白人至上主義や過激な人種主義を掲げる結社や集団が勢いづき、原因は、一見、移民の増加にあると捉えられている。それは本当だろうか? 
研究の結果、排外主義は嫌悪感情の発露が引き起こす非合理な運動ではなく、さまざまな力学関係のなかで成立する、複雑な社会現象ということが見えてきた。
本書ではそのような気づきから、とくにアメリカの排外主義の歴史に注目し、魔女狩り、奴隷制、南北戦争やクー・クラックス・クランの活動を検証し、歴史的な座標軸から現代の問題を捉えなおす。21世紀、世界に渦巻く保護主義・排外主義のうねりの源流を探り、そのメカニズムを解き明かす。

目次