狂った機関車~鮎川哲也の選んだベスト鉄道ミステリ~(中公文庫 あ94-1)
日下三蔵
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\990(税込)
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発行年月 |
2021年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
359p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784122070271 |
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商品コード |
1032718772 |
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NDC分類 |
913.68 |
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基本件名 |
小説(日本)-小説集 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2021/04/04 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032718772 |
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著者紹介
鮎川哲也(著者):鮎川哲也
本名・中川透。1919(大正8)年、東京生まれ(諸説あり)。終戦後はGHQ勤務の傍ら、様々な筆名を用いて雑誌へ短編を投稿し、50年には『宝石』100万円懸賞の長篇部門へ投稿した「ペトロフ事件」(中川透名義)が第一席で入選した。56年、講談社が公募していた「書下ろし長篇探偵小説全集」の「十三の椅子」へ応募した「黒いトランク」が入選し、本格的に作家活動を開始する。60年、「憎悪の化石」と「黒い白鳥」で第13回日本探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。受賞後も安定したペースで本格推理小説を書き続け人気作家となる。後年は、アンソロジー編纂や新人作家の育成、忘れられた探偵作家の追跡調査など、さまざまな仕事をこなした。クラシックや唱歌にも造詣が深く、音楽関連のエッセイ集も複数冊ある。2001年、旧作発掘や新人育成への多大な貢献を評価され、第1回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2002(平成14)年9月24日、83歳で死去。没後、第6回日本ミステリー文学大賞を贈られた。
日下三蔵(編者):1968年、神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。ミステリ・SF研究家、アンソロジスト、フリー編集者。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ各会員。著書に『日本SF全集・総解説』(早川書房)、『ミステリ交差点』(本の雑誌社)。主な編書に「日本SF全集」(全6巻、出版芸術社)、「ミステリ珍本全集」(全12巻、戎光祥出版)など。編書で『天城一の密室犯罪学教程』で第5回本格ミステリ大賞を受賞。
内容
戦前の本格推理から、知られざる作家の佳品まで、鉄道を舞台にしたミステリのアンソロジー。みずから多くの鉄道推理を手がけた鮎川哲也氏が自作を含め、作品を厳選。短・中編の読みやすさ、懐かしさと新鮮さが共存した一冊。バラエティに富んだ作風で、ミステリファン、鉄道ファンに、ぜひお楽しみいただきたい。