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ミステリードラマの日本語~発話と記号の演出を探る~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\5,940(税込)
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発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
14p,429p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784874249253 |
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商品コード |
1035904035 |
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NDC分類 |
810.1 |
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基本件名 |
日本語 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年04月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035904035 |
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著者紹介
泉子・K・メイナード(著者):泉子・K・メイナード(Senko K. Maynard)
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より理論言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネチカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。現在、ニュージャージー州立ラトガース大学栄誉教授(Distinguished Professor of Japanese Language and Linguistics)。会話分析、談話分析、感情と言語理論、語用論、マルチジャンル分析、創造と言語論、ポピュラーカルチャー言語文化論、言語哲学、翻訳論、日本語教育などの分野において、日本語・英語による論文、著書多数。
内容
談話分析の第一人者である著者が、2010年以降に放映されたミステリードラマ25作品253話分の会話を詳細に分析し、ドラマ制作者の想像的で複雑な演出のプロセスを、言語学、会話・談話分析、記号論の視点から明らかにする。
■「まえがき」より
筆者は本書で、ポピュラーカルチャーのひとつであるミステリードラマをデータに、その演出のために使われる発話と記号を分析・考察する。アニメ、マンガ、ライトノベル、ゲーム、テレビドラマ、歌謡曲、J-POPなど、日本のポピュラーカルチャーの作品は、日本語の発話と記号を駆使することで生まれる。いわゆるソフトパワーの一部として、商品化される娯楽・芸術作品群は、国内のみならず、アジア圏をはじめとして海外でも広く消費されている。多くの作品はインターネットや市販のDVDを通して、世界中どこからでもアクセスでき、日本の言語文化は、内外のポストモダン文化のうねりを生み出している。このような膨大な消費文化を形成する日本語は、その演出の過程でどのような姿を見せるのか。どのような操作を通して表現されるのか。表現者はどのような効果を狙って日本語に工夫を凝らすのか。本書では、大衆的な娯楽・芸術作品としての日本語、消費する商品としての日本語のコミュニケーションの実情を、ミステリードラマというジャンルに焦点を当てて考察していく。具体的に分析の対象とするのは、巻末のデータリストに示すように、探偵ドラマや刑事・警察ドラマなどを中心とする連続・継続ドラマシリーズで、2010年以降にテレビ放送されたドラマのDVD、25作品(253話分)とする。