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本居宣長

熊野 純彦  著

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価格 \9,020(税込)         
発行年月 2018年09月
出版社/提供元
作品社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,899p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学
ISBN 9784861827051
商品コード 1027912154
NDC分類 121.52
個人件名 本居/宣長
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年10月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2018/11/18、読売新聞 2018/12/23、読売新聞 2019/01/27
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027912154

著者紹介

熊野 純彦(著者):1958年神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学文学部教授。著書に「マルクス資本論の哲学」「レヴィナス」「カント美と倫理とのはざまで」など。

内容

根源的(ラジカル)な全体像本書の「外篇」は、明治改元によってこの国の近代が開かれたそののち、宣長のうえに流れてきた時間を測りなおそうとするこころみである。一方でその蓄積をふまえ、他方でその堆積をかき分けてゆくことで、私たちははじめて、今日の時代のただなかで宣長の全体像をあらためてとらえかえすことができる。本書の「内篇」でもくろまれるのはそのくわだてにほかならない。たほう「外篇」がこころみるのもいわゆる「研究史」ではない。それはむしろ、現在の私たちが宣長の生と思考との痕跡をたどりなおそうとするさい、その所与の条件を形成する、本居宣長をめぐる近代日本の精神史のひとこまを検討することを目あてとするものなのだ。