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セーフティネットと集団~新たなつながりを求めて~
玄田有史,
連合総研
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,090(税込)
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発行年月 |
2023年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
261p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784296118113 |
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商品コード |
1035938201 |
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NDC分類 |
364.021 |
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基本件名 |
社会保障 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年06月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/07/22 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035938201 |
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著者紹介
玄田有史(編者):東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学。 主な著書に『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞出版、第45回エコノミスト賞他)、『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、第45回日経・経済図書文化賞他)、『働く過剰』(NTT出版)、編著書に『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』『仕事から見た「2020年』(以上、慶應義塾大学出版会)など。
連合総研(編者):労働組合「連合」のシンクタンクとして1987年12月に設立。勤労者とその家族の生活向上、経済の健全な発展と雇用の安定に寄与することを目的に、国内外の経済・社会・産業・労働・福祉問題など、幅広い分野での調査・研究活動を進めている。
内容
雇用や生活が不安定な人のほうが、セーフティネットも脆弱であるという問題を、どう解決する?
コロナ禍が浮き彫りにしたさまざまな社会課題を、最新のデータと調査をもとに丁寧に読み解く。
2020年以降の新型コロナウイルス危機は、私たちの仕事や生活にさまざまな影響をもたらし、生活困窮者のみならず、非正規雇用やフリーランスで働く人たちのセーフティネットの脆さも浮き彫りにしました。
しかしこれらの問題は、これまで長年解決策が探られてきた制度や政策の課題が表面化しただけとも言えます。たとえば、最新の調査・分析によると、実は最も対応が不足していたのは、生活が困窮しきってはいなくても、単に非正規雇用だったために失業給付がないような中間層のための所得保障であったことがわかります。
本書では、労働経済学、社会保障、労働法、人事管理などの気鋭の研究者が、それぞれの専門の立場から、現状のセーフティネットの制度的課題を明らかにするとともに、それを補完する集団の機能(ERGや労働組合)、制度を動かす基盤としての人と人、人と組織の必要な「つながり」の意義について、国内外で注目されたユニークな取り組み事例なども紹介しながら、縦横無尽に論じます。
雇用が不安定な人のほうが、セーフティネットも脆弱であるという問題を、どう解決するか。従来の措置に欠けているものは何か。「多様性」の尊重が、分断や孤立を加速させるという新たなジレンマに、どう対処するか。そのための必要な「集団」のあり方とは?
最新のデータと調査をもとに、現状の課題を解き明かし、今後求められる「安全網」とは何かに迫る一冊です。