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丸善のおすすめ度

ビーバー~世界を救う可愛いすぎる生物~

ベン・ゴールドファーブ  著

木高 恵子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,630(税込)         
発行年月 2022年02月
出版社/提供元
草思社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 480p,36p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学
ISBN 9784794225566
商品コード 1034224094
NDC分類 489.47
基本件名 ビーバー
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年03月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2022/03/26、朝日新聞 2022/04/23
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034224094

著者紹介

ベン・ゴールドファーブ(著者):ベン・ゴールドファーブ(Ben Goldfarb)
イェール大学の林学・環境学大学院で環境経営学修士号を取得。野生生物の管理と保全生物学を専門とする、数々の受賞歴に輝く環境ジャーナリスト。『サイエンス』、『マザージョーンズ』、『ガーディアン』など、数多くの出版物やメディアに寄稿している。
木高 恵子(翻訳):木高恵子(きだか けいこ)
淡路島生まれ、淡路島在住のフリーの翻訳家。短大卒業後、子ども英語講師として小学館ホームパルその他で勤務。その後、エステサロンや不動産会社などさまざまな職種を経て翻訳家を目指し、働きながら翻訳学校、インタースクール大阪校に通学し、英日翻訳コースを修了。

内容

可愛いだけかと思っていた存在が、世界を救うかもしれない。ビーバー本の決定版!

見た目が可愛くて、ダムをつくることで有名なビーバー。
しかし、ビーバーについて知られているのは、逆に言うとそのくらいなのではないでしょうか。
ところが、ビーバーの先祖は土に穴をほっていた、ビーバーの毛皮や香料を巡って
アメリカとイギリスが対立していた、ビーバーを繁殖させるためにパラシュートで
風に乗せて分散させた(!)など、ビーバーには知られざる驚くべき話がたくさんあるのです。
さらに、ビーバーのつくるダムが、究極にエコな治水システムとして脚光を浴びています。
生態学、文化史、治水学ほかにまたがりながら、この類まれなる動物の全貌に迫ります。

PEN/E.O. ウィルソン リテラリー サイエンス ライティング アワード受賞作


序文 ビーバーのいないアメリカ
はじめに 偉大な本のためのテーマ
第一章 ビーバーの奇妙なる生態 その発見と進化の歴史
第二章 ビーバーの壊滅 人類との関係
第三章 ビーバーの復活 切り札のデバイス
第四章 ビーバー再配置作戦 パラシュート降下からビーバーモーテルまで
第五章 ビーバーとサーモン ダムの効用
第六章 ビーバー革命 環境改善の要
第七章 ビーバーと荒野 農場との共存の道
第八章 ビーバーとオオカミ 肉食獣よりも脅威となるもの
第九章 ビーバー イン ヨーロッパ 欧州での保護活動
第十章 ビーバーに仕事をさせよう

目次