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<近代規範>の社会史~都市・身体・国家~
樋口 映美,
貴堂 嘉之,
日暮 美奈子
編
発行年月 |
2013年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
300p,45p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/考古学・古代史 |
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ISBN |
9784779119446 |
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商品コード |
1013851830 |
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NDC分類 |
209.6 |
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基本件名 |
世界史-19世紀 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2013年12月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013851830 |
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著者紹介
樋口 映美(編者):専修大学文学部 教授。 編著 『流動する<黒人>コミュニティ――アメリカ史を問う』 彩流社、2012年/共編著『歴史のなかの「アメリカ」――国民化をめぐる語りと創造』 彩流社、2006年、2刷 2011年/ 単著『アメリカ黒人と北部産業――戦間期における人種意識の形成』 彩流社、1997年/他。
貴堂 嘉之(編者):一橋大学社会学研究科 教授。 単著 『アメリカ合衆国と中国人移民――歴史のなかの「移民国家」アメリカ』名古屋大学出版会、 2012年/ 「『人種化』の近代とアメリカ合衆国――ソシアビリテの交錯と『国民』の境界」(『歴史学研究』846号、2008年10月)/ 「『血染めのシャツ』と人種平等の理念――共和党急進派と戦後ジャーナリズム」(『アメリカ研究』第39号、2005年)/他。
日暮 美奈子(編者):専修大学文学部 教授。 「大量移民現象と婦女売買――第二帝政期ドイツでの議論を中心に」(粟屋利江・松本悠子編著『人の移動と文化の交差』 明石書店、2011年)/ 「海を渡る娘たち――19/20世紀転換期ドイツにおける女中と婦女売買」(専修大学人文科学研究所編『移動と定住の文化誌――人はなぜ移動するのか』 彩流社、2011年)/ 「1890年代ドイツにおけるキリスト教福音派系社会事業と婦女売買」(『専修史学』 第44号、2008年)/他。
内容
グローバリゼーションの発展(暴走)とともに、地球規模で貧困・差別の構造化が進行し、かつて人々が近代において追い求めた「社会」、「福祉」、「自由」などをめぐって、今では諸々の問題が露呈している。
本書は、19 世紀末から20 世紀初頭にかけての国家政策が、社会秩序を形成し維持しようとしたものの、そのための諸制度が未成熟であったために試行錯誤が重ねられたという時代認識に立つ。そのうえで、社会を秩序形成の現場であるとみなす視点から、近代が作られていく過程をひもとく異色の論集。
また本書は、この〈近代〉形成期に、徐々に人々の生活に入り込み、その日常を規定するようになった近代規範の具体的な形成過程を通して、そこで見えてくるもの──「国民」序列化のありよう、秩序形成と規範形成のためのポリティクス──の諸相を抉り出す。