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専門知を再考する

H・コリンズ, R・エヴァンズ  著

和田 慈, 清水 右郷  翻訳
奥田 太郎  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,950(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
名古屋大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,179p,30p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/自然科学/自然科学
ISBN 9784815809867
商品コード 1031589483
NDC分類 404
基本件名 科学と社会
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年06月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/05/30、読売新聞 2020/08/30、毎日新聞 2020/12/12
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031589483

著者紹介

H・コリンズ(著者):Harry Collins
英国ウェールズのカーディフ大学教授。30年以上にわたって重力波物理学の社会学的研究に取り組み続ける「科学的知識の社会学」の泰斗であり、1974年のデビュー論文以降、様々な領域の著者たちとの共同研究を重ねながら、科学的知識の真相を求めて膨大な数の論文と著書を世に問い続けている。日本でも、科学技術論の事例紹介がなされたトレヴァー・ピンチとの共著、いわゆる「ゴーレムシリーズ」をはじめ3冊が邦訳されている(福岡伸一訳『七つの科学事件ファイル――科学論争の顛末』化学同人、1997年、村上陽一郎・平川秀幸訳『迷路のなかのテクノロジー』化学同人、2001年、鈴木俊洋訳『我々みんなが科学の専門家なのか?』法政大学出版局、2017年)。
R・エヴァンズ(著者):Robert Evans
英国ウェールズのカーディフ大学教授。労働市場における社会的交換を論じた1996年のデビュー論文以降、持続可能なエネルギーの都市への導入に際する地理情報システム利用の問題、遺伝医学の政治性、英国政府への経済予測の専門的アドバイスの問題、ヨーロッパ通貨の一元化をめぐる英国内での論争など、多岐にわたるトピックについて科学技術社会論の領域で研究を続けている。
和田 慈(翻訳):1981年生まれ。武蔵野大学等非常勤講師、修士(文学)
論文「「第三の波」をめぐる文献解題」(『思想』1046号、2011年)他
清水 右郷(翻訳):1989年生まれ。国立循環器病研究センター医学倫理研究部流動研究員、修士(情報科学)
論文「認識的規範と倫理的規範の対立をどのように調停するか」(『日本リスク研究学会誌』29巻2号、2019年)他
奥田 太郎(監修):1973年生まれ。南山大学社会倫理研究所所長/人文学部教授、博士(文学)
著書『倫理学という構え――応用倫理学原論』(ナカニシヤ出版、2012年)他

内容

<専門家vs素人>を超えて――。科学技術の浸透した世界で物事を決めるとき、専門家を無視することも、絶対的に信頼することもできない。では専門知とは何か。会話や「農民の知」から、査読や科学プロジェクト運営まで、専門知の多様なあり方を初めてトータルに位置づける。対話型専門知の可能性に光をあて、現代社会に展望をひらく名著。

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