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書評掲載

サロメの断頭台

夕木 春央  著

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価格 \2,310(税込)         
発行年月 2024年03月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 477p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065348956
商品コード 1038221260
NDC分類 913.6
書評掲載誌 読売新聞 2024/06/30
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038221260

著者紹介

夕木 春央(著者):2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。
近著に『サーカスから来た執達吏』『時計泥棒と悪人たち』『十戒』がある。
『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」第1位。

内容

全ての謎が解けるとき、『サロメの断頭台』が読者を待つ。
天才芸術家の死、秘密を抱えた舞台女優、盗作事件に贋作事件、そして見立て殺人。

大正ミステリを描き抜く『方舟』著者の本格長編。

油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。
美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。
未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?
盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してーー